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September 14, 2005

第41話 中国のイミグレ

 前編ではU宮氏の成田での逸話であった。私は見たわけではないが、さもありなん、彼の風貌からは。
 イミグレでは多くの人達が様々な思い出を持っているだろう。私のイミグレタイヘン談は中国、シェンツェンでの出来事に尽きる。U宮氏と同じようにその時私はフィリピンの工場ラインリーダー達20名ほど(殆どは女性)を連れて、香港経由フェリーでシェンツェンに向かい、中国本土にあるシスターカンパニーに向かう途中だった。彼女たちは製造技術を伝授する指導者たちであった。(彼女達だって行くところに行けば指導者になる!)
 香港からシェンツェンに向かうには幾つかのルートがあったが、鉄道での越境は当時非常にアブナイと言われていたので避けた。国境の駅ローフーでは、尻に毒針を刺して後をつけてゆき、毒針の効き目が表われてパッタリと倒れたところで身包み剥いで持って行く、そんな窃盗団が大勢いると聞かされていたのだ。針を刺されたときは何も感じないらしい。そして2時間くらいして、突然パッタリと倒れ死んでしまう、と聞かされた。本当かどうか知らないが、さすが中国4千年の歴史。お尻を刺された時は全く痛みを感じないそうだ。窃盗団にまで脈々とこの技が。臆病者の私を震え上がらせるのに充分な話だ。
 ということで、香港からのフェリーに乗り込んだ次第である。フェリーの中でも小心者の私は、お尻に何か刺されないかと、キョロキョロと何度も後ろを振り向いた。しかし、本当の難関は、この後に控えていたのだ・・・

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