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November 26, 2005

第64話 闘病生活?(10:Y医師)

 タクシーを待ってもいつ来るか分からないので、自分で行くしかない。二人の同居人(同僚の駐在員)はまだカラオケから帰ってきていない。車は自分で運転した。職務柄、日本人同僚に何かあったときは処置や支援を行わなければならない立場だったが、自分が緊急事態になった時には同僚からは助けを得られない、ということを思い知らされた。そして止まらない咳と途切れ途切れの呼吸でぼんやりした意識でも何とか10分ほど運転し、セブドクターズに辿り着いた。
 Y医師は既に狭い診察室にいた。すぐに吸引のボンベを手渡された。Y氏はこういう具合に吸うんだといって、まず始めに自分で実演して見せた。さて、私がやってみると折角の吸引も咳き込んでしまってすぐに吐き出してしまう。それでも2~3回やっているうちに症状は次第に治まっていった。
 落ち着いたところでY氏は言った。
「もしあなたが未だ死にたくないと思うなら、タバコはやめなさい。このことは1回しか私は言わない。決めるのはあなただ。」
もはや答えはひとつしかなさそうだ。Y氏の処方で薬を入手し、”まじめに”療養をしようと禁煙生活がスタートした。

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Comments

こういう理由で禁煙に成功されたってわけですね。私の場合、禁煙したのはもう6年ほど前になります。体のほうはいたって健康な状況でしたが、タバコの値上げが切っ掛けで、禁煙をはじめました。友人3人で同時に始めたので、励ましあいながら、結構楽に3人ともやめる事ができました。
 今はストレスがいっぱいありますが、タバコだけは2度と吸う気にはならないようです。

Posted by: dragonfly | November 26, 2005 at 11:50 PM

こういう理由で禁煙に成功されたってわけですね。私の場合、禁煙したのはもう6年ほど前になります。体のほうはいたって健康な状況でしたが、タバコの値上げが切っ掛けで、禁煙をはじめました。友人3人で同時に始めたので、励ましあいながら、結構楽に3人ともやめる事ができました。
 今はストレスがいっぱいありますが、タバコだけは2度と吸う気にはならないようです。

Posted by: dragonfly | November 26, 2005 at 11:51 PM

さすがにあの苦しさはもう味わいたくないですからね。身勝手な話ですが、最近ではところ構わず平気で喫煙する人を見かけると、無神経な人だな、と思うようになりました。

Posted by: 富嶽庵 | November 28, 2005 at 02:01 PM

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