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June 22, 2006

第126話 リベート

 フィリピンで仕事をしていると、贈収賄がこれほどまでに公然と当たり前のようになされているものかと、驚かされることが多い。日本でも性懲りも無く官公庁を中心に”伝統“となっているようだが、絶対バレないように外堀はキチンと埋めるのが常である。
 先般記事にした家電製品の社内販売はCORPの管轄であるが、この家電業者の社長によれば、CORPの責任者は当初売上比10%のリベートを要求したそうだ。最終的に5%で妥協した、と言っていたが、その5%で社員にもっと安く買ってもらう方がどうみても健全だ。
 梱包用の段ボーボールを売り込んできた業者がいた。彼が提示してきた価格はメリットが全く無く、興味が感じられない。彼は何を勘違いしたか、
「いくら欲しい?要求には出来るだけ応じるから言ってみてくれ。」ときた。
ほう、恐らくこんなやり取りはローカルのマネージャ達との間では日常茶飯事だろう。そして、こういった提案には応じているマネージャも少なくないだろう。
 このような関係でのビジネス上の繋がりは、互いの信頼関係の上でのものではないから、長続きなどするはずがない。フィリピンではくっつくのも簡単だが、裏切ったの裏切られたのと、リレーションシップが続かないことが多い。

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