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July 17, 2006

第132話 ビジネスクラブ(2)

 さて、扉を開けて中に入ると、やはりというか、ビキニバーのようなショーが繰り広げられていた。それにしても参加者は100人くらいはいるだろうか。懇親会といった雰囲気で、互いに顔馴染みなのか、固い雰囲気はない。なるほど、こういった人脈がそのままビジネスにも反映されていると言うことなのだろう。彼は親しい仲間に私のことを次々と紹介してくれたが、名刺の山になっただけで、どれが誰だか正直全く覚えることはできなかった。
ビキニバーのようなショーと言ったが、違う点がひとつ。踊っている20人ほどの彼女たちはどう見ても本職ではなさそうだ。見るからに年齢が若い。彼の話では全員が大学生だそうだ。
 そして驚いたことに、司会者の合図で今度は彼女達全員がトップレスに。そうなると、さっきまで思い思いに談笑していた彼らは必然的にステージに視線を集める。中には彼女たちに声をかけたり(交渉?)している者もいる。彼女たちはというと、意外とアッケラカンとしている。「実は今日はこういう趣向になると、俺のところに情報があったんだ。」と彼は胸を張った。
 日本でビジネスマンの集まりでこうも大っぴらに不埒なパーティというのは聞いたこともないし、憚られるものだ。この国でビジネスマンになるなら、こういうことを楽しむセンスもまた必要、ということか。

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