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March 31, 2007

第198話 ココナッツオイル

 最近、何かと脚光を浴びているバイオ燃料。フィリピンでも既にその動きはあって、ガソリンには砂糖黍から作られるメタノール、軽油にはココナッツから採れるメチルエステルが混合される。現在法令では1%の混合率と決められているそうだが、来年にはこれが2%に引き上げられる。そうなると砂糖黍やココナッツの需給バランスに変化が生じるのは必然だ。

 アナハワンがある南レイテ州は約7万4千ヘクタールのココナッツ畑があり、ココナッツの生産量は年間およそ1億4千万個ほどで、そのうち約1千万個がココナッツオイルの原料となる乾燥コプラにされる。これらの資源を使わない手は無い。A氏の従兄弟のM氏は2年ほど前にその為の会社をセットアップし、プラントを建てた。020 年間で180万個のココナッツを処理し、約600トンのココナッツオイルの製造をもくろんでいた。フィリピン特有の問題が始まるのはそこからだ。

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