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June 14, 2007

第216話 気風の良さなど通じない

 フィリピンでは油断をすると、すかさず掠め取られる。特に日本人はスキだらけ。気風のよさを旨とする文化はいいカモだ。

 会社の帰りに得意先の接待に行くことになり、通勤で持ち歩くカバンを自宅に置いてくるようにドライバーに頼んだ。後で気づいた。今日おろした1万ペソをカバンの中に入れてあったのだ。しまった。でも、我が家のメイドは人のものを盗むようなワルでもないし、多分大丈夫だろう。ところが…

 我が家のメイドは鍵をかけて昼寝していたらしく、ドライバーは隣の家のメイドにカバンを預けた。アッチャ~。案の定20枚あったはずの500ペソ紙幣は19枚になっていた。 

ゴルフ場でキャディにボールをバッグから抜き取られた経験は誰でもあるだろう。私はこれ見よがしに聞こえるように、プレーの前にバッグの中のボールの数を、「one,two,three…」と声を出して数えた。キャディもここまでやられれば、抜き取りは出来なかったようだ。ボールの1個や2個いいじゃないか、という人もいたが、良い人と尊敬されることもなく単に徹底的にナメられるのがオチである。

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Comments

よく1枚抜かれただけで、良かったと思います。
10万ペソなら、全部持っていかれてドロンだったかもしれませんね!!

それにしても、富嶽庵さんのブログが、最近又頻繁に更新されるようになったので、2年前からの読者である私にとっては、うれしい限りです!!!

Posted by: moimoi | June 14, 2007 at 03:23 PM

数ある中の1枚くらい…だったのでしょうが、最初からこちらは「やるんじゃないか」と疑ってましたからね。我が家の素朴なメイドだったら私も疑いませんでしたが。

Posted by: 富嶽庵 | June 14, 2007 at 11:14 PM

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