第270話 ワディ・ダハール
ワディ・ダハールはサナアから15キロと近く、手頃な見所だ。訪れた時は風が強く、少し埃っぽかったが、なかなかの威容だ。ここの小さな岩山の上に建つロックパレスは70年位前に当時のイマームの別荘として造られたらしいが、どう見ても酔狂な建物だ。
ここはサナア市民の気軽な行楽地にもなっているらしく、訪れる人も多い(勿論、ここでも居るのは男性だけで女性の姿は見かけない)。ここでも日本人と分かるととにかく話しかけられる。屋上からのパノラマもなかなかで、居心地も悪くない。何と言ってもオネダリの少年が居ないというだけでも有り難い。
帰り際には変わったものを見ることができた。ジャンビアダンスと言って、彼らが腹に差しているナイフを抜いて、振りかざしながら踊るのだ。結婚式のお祝いの流れでやってきたグループが花婿を囲むようにして踊っていた(当然、花嫁の姿はない!)。さて、帰ろうとしても雇ったタクシーの運ちゃんがいない。なんと、ダンスの輪の中に入って踊っている。おいおい、仕事中じゃないのか?
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Comments
富嶽庵さんも一緒になって踊るしか無い!
楽しいと思いますよ。 (^_^)
Posted by: nori | April 05, 2008 at 07:45 AM
そうなんです。大して難しいダンスでもなく、警備員も警防を振り回しながら踊ってました。ナイフも触ってみたら、全くのナマクラで、果物の皮も剥けそうにないシロモノでした。
日本人が中に入って一緒に踊っていたとなれば、相当受けたかな、と思います。この次は…。
Posted by: 富嶽庵 | April 05, 2008 at 09:41 PM