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March 18, 2008

第265話 イエメンの道路事情

 イエメンの道路は予想していたより良い。フィリピンでは舗装して間もない道路が、数ヶ月もすれば穴があいたり陥没したり、などということも珍しくない(関係者が寄ってたかってカネを抜くため材料代が無くなる為)が、アラブ最貧国のイエメン、と言う割には道路の整備状況は良い。まず、道幅が広く、地方に出ても主な道路は全て程度の良いアスファルト舗装だ。広々とした景色も楽しめるので、ドライブだけでも楽しい。

 我が国には江戸時代以前より、主要街道には関所があったが、イエメンでは今でもそれがある。特に外国人は自由に往来することが許されず、予め相当枚数の許可証をツーリストポリスで入手しなければならない。この役所は他の官庁から離れた所にあって、本当に面倒くさいことだ。さて、首都サナアから30キロも走ると、検問所が現れる。日本人の心証は良いと見えて、運転手が「ヤバニーだ」と言えば、チラッとこちらを見るだけで「OK」となる。

 一方、交通上のマナーはどうか。これがまたフィリピンそっくり!片側4斜線の道路も渋滞の時間帯になると、大きく横に拡がる。見た限り、最大で9車列になっていた。殆んど擦る寸前まで幅寄せしてくるところも、一向に譲り合う気配がないのもフィリピンと同じだ。後ろのことは気にしないからウィンカー無しでの進路変更、これも同じだ。歩行者の道路の渡り方、これも一緒なんだな。1車線ずつ行ける所まで小刻みに渡る光景、懐かしい。驚いたことに交差点での物売り少年、これも大きな交差点には必ずいる。赤信号で止まっていると、ぼろきれをもった少年がやって来て突然窓を拭き始める。うーん、これもよく見た光景だ。

 新しい近代的な道路に未だ交通マナーが追いついていないようだ。飲酒運転”ドライバーはまずいないはずだが、カートを噛みながらの覚醒状態での運転、どうなのカナ?

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