« May 2008 | Main | July 2008 »

June 28, 2008

第286話 金利

 最近、付き合いのある証券会社を代えるかどうか思案中。大して有益な情報はないし、先日も女性営業担当者の浅はかな売り込みに閉口した。南アフリカ・ランドを盛んに勧めてくる。南アは確かに有望だし、長期的には持つ価値がある。が、「為替手数料はどれくらい?」と聞くと1ランド40銭という。40銭が米ドルなら大歓迎だが、ランドだと3%はある。往復で6~7%だ。提示されている金利は12%。これだけで飛びつくと、その半分は為替手数料で持っていかれる訳だから、カントリーリスクを考えれば全くつまらない。

 最近はそうでもないが、数年前まではフィリピンも金利はなかなかだった。確か8~9年位前は軒並み年利10%以上。ただ違うのは銀行によって金利に相当のバラツキがあったこと。当然、信用ある銀行は低い預金金利でも多くの預金を集める。一方、アブナイといわれる銀行の預金金利は高い。このあたりは母船軍団式の日本の銀行とは違うところだ。あの当時金利が低い(=信用度が高い)銀行はFEB(三井銀行系)で定期預金金利が12から13%くらい。そして何と金利が高い(=信用度が低い)のは政府系PNBだった。確か16%以上の金利が提示されていた。

 安定してこれくらいの金利が本当に得られるなら(そして銀行が破綻しないなら)金利だけで食っていかれるパラダイスなのだが。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

June 26, 2008

第285話 超音波歯ブラシ

 3年間のフィリピン滞在中、外見上変わったこと。まず白髪がドバッと増えた。そういう年になったからなのかもしれないが、ストレスは無関係ではなかろう。何しろ思った通りには動かない世界。最初の半年でめっきり痩せてしまったことも原因は同じだと思っている。もうひとつは、褒められた話ではないが、歯の周りが汚くなった。その頃タバコを吸っていたこともあるが、やはりローカルの安物歯ブラシとトゥースペーストが良くなかったのか。歯に一度ついた汚れや歯石は簡単には落ちない。歯医者に行くのは大嫌い。

 音波歯ブラシが良い、というのは漏れ伝え聞いていたが、何しろ値段が高く、Y田電器あたりでも1万円前後する。ずーっと1本100円の歯ブラシで済ませてきた者には後ずさりさせるに足りる高価なものだ。ところが先日ネットショップで2980円という激安物を発見。送料込みでも3500円程度だったので、すかさず購入。

Photo  早速使ってみたところ、まずは何しろこそばゆい。ウィーンと音はするが、本当に磨けているのか?で終わって鏡を見てビックリ。シャイン!取り敢えず輝きは確かに違う。歯石はすぐには取れないが、ヤニで黒ずんでいたところは少しずつ改善されてきているようだ。ちょうど2週間使ってみたが、効果はそれなりにあるようだ。安物だからいつ故障するか分からないが、今のところ満足感は○だ。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

June 15, 2008

第284話 昨日の地震

 昨日の朝、NHKを見ていたら、「岩手県南部を震源とする地震が発生します。地震発生まで時間はありません。」と画面が切り替わった。ここ首都圏南部ではそれから十数秒後には確かにそれなりの揺れが感じられた。被災地ではほぼ同時に揺れがあったそうだが、これは画期的なことだ。

 まず何と言っても心の準備が出来る。落ち着いた行動をとることができ、最低限必要な動作を行うことが出来る。日頃からやることを決めておけば、数秒で動作を完了することが出来るものだ。

 ちょうど四川の大地震の後だっただけに、その差を感じずにはいられない。さて、フィリピンだったらどうだろうか。技術的な部分での議論はさておき、客観的事実よりも噂や推測だけで直線的に行動してしまう習性、或いは日頃からの慣性でどうにかなるだろうという価値観。その時になってからどうにかすれば良いという日頃の生活の中では快適な行動習慣は、緊急時には被害を大きなものにしてしまいそうだ。

 十数年前に登った焼石岳、そしてその渓谷沿いの夏油温泉。日が暮れるまで飽きずに浸かっていた露天風呂。どうなってしまったのか。

| | Comments (57) | TrackBack (0)

June 06, 2008

第283話 おから工事

 自宅の近くの幹線道路で、数日前から道路工事が始まった。まだ大して傷んでもいない道路だが、舗装の張替えのようで、ガリガリと数センチの深さで削ったと思ったら、黒々としたアスファルトを今日撒いていた。。まさに工事のための工事、と言った趣で、こういうのを見てしまうと、やはりガソリン税には賛成しかねる。

 それはそうとして、技術的には日本の道路工事はやはり優秀だ。何年経っても傷まないのはすでに当り前として、仕事の納期が早くて正確。一方フィリピンで道路工事といえば数百メートルのコンクリート工事でも数ヶ月かかる。それも鼻歌交じりで寝転がっている作業者を見ていれば納得せざるを得ないが、品質においても、完成して半年足らずで穴だらけ、というのはよくみる光景。雨季になって洪水があると、危ないのは陥没箇所が隠れて見えないことだ。地元のフィリピン人はどこに穴があるか知っていて器用に避けていくが、慣れないうちはそれも難しい。

 四川地震ではおから工事が話題になっているが、セブでも経済界を牛耳っているのは中華系だから、おから工事に関してはフィリピンも負けず劣らず、だろう。「工事の費用が10あったら、関係者がどんどん金を抜いていき、実際に工事に費やされる費用は1しかない」と、フィリピン人からも聞かされたことがあるが、まあ多少誇張はあっても遠からずだろう。

 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« May 2008 | Main | July 2008 »