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August 18, 2008

第291話 年輩の日本人接待

 現地に駐在する日本人にとって、時々やってくる本国からの人達の接待というのも仕事の要素のひとつだ。仕事で来る出張者なら半分以上は仕事が目的だから、接待と言えば夜の接待さえしっかりやっておけば問題ない。面倒なのはそれなりの立場の方がプライベートでやって来るときだ。昼も夜ものフルアテンドになってしまうのだ。

 会社をリタイアした十数名ほどの先輩方は4泊の予定で来られた。何しろ皆年輩の方だ。到着したその日から“何か”は遠慮なく起きる。夕食に出るためにホテルのロビーで待ち合わせをしていたのだが、いつまで経っても来ない御仁が一人。部屋は二人で一部屋だから相棒がいるはず。その相棒に聞いてみた。「○○さんと一緒に部屋を出たんじゃないのですか?」「えっ、俺しらねえよ。」(おいおい…gawk)○○さんは部屋にいたまま、相棒は一人で出てきたらしい。

 セブは観光地でありながら、見所は少ない。そうなるとゴルフをやらない人はショッピングということになる。ショッピングといえば行くところも2箇所しかない。10人ほどを連れて歩くにも不安がよぎる。「いいですか、列から決して離れないでくださいね。離れてしまうと、もう見つからなくなりますよ。見たいものがあったら、声かけてください。全員で止まりますから。」と言うのもつかの間、歩き出して後ろを振り向いたら△△さんがいない。そばにいたはずの××さんに聞いた。「△△さんはどうしました?」「ありゃ、本当だ。いないねえ。どこ行っちゃったんだろう。」(お~い、他の人のことも気にしてくださいね~sad)「では、私が探しに行きますから、皆さんは絶対にここから動かないでくださいね。」△△さんは数分後に見つかった。ところが、である。戻ってみると今度はさっきの××さんがいない。誰に聞いても知らないという。(あ~もう~angry)また同じことになりそうなので今度は動かずに待つことにした。やがて××さんは何事も無かったかのようにジュースを飲みながら戻ってきた。さて、ホテルに戻るためにドライバーに電話してワゴン車を呼び、乗り込んだところで##さん。「あの~おしっこしたいんだけど…」。(…さっきトイレに寄った時、何で済まさなかったの~pout)我慢、我慢、これも仕事。

 

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August 06, 2008

第290話 感電

 二階建ての事務所の上では屋根の補修工事が行われていた。会議中に総務課長Cが血相を変えて飛び込んできた。

「事故が起きました。感電です。作業者はこれから病院に連れて行きますが、意識が無いそうです。」

え~、驚いて部屋から飛び出した。ちょうど作業者を車に乗せているところだった。総務部長のTもそこにやってきたが、現場はてんやわんやで騒然としている。少し落ち着いて、やっと居合わせた者たちから様子を聞くことが出来た。

 しゃがんで作業をしていた彼は、立ち上がりハンマーを振り上げたところ、そこにあった高圧線に当たってしまったそうだ。確かに屋根の上2メートルくらいのところに線が走っていた。日頃は屋根の上に上る者もいないし、屋根とケーブルの位置関係など気にもしていなかった。

 幸い、彼は一命を取り留めたが、足の指の火傷損傷が著しく、指は何本か切断したらしい。工事会社の所属で、会社の社員ではなかったが、治療費とかどういうことになるのだろう。総務部長に確認したが、あくまでも本人の不注意で会社には責任は無く、見舞金として1万ペソ程度支払えば一件落着だそうだ。日本人の感覚からすれば、そんなものでいいの?というのが実感だ。

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