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December 22, 2008

第302話 ねこ舌

   フィリピンのローカルレストランに行くと、料理は冷めたものが出てくることが多い。スープでさえ生温いものが出てくる。まあ暑い国で更に暑くなるような食べ物を敬遠したくなるのも分からないではない。 でも理由はそれだけでもないようで、そもそも熱い食べ物を口に入れられない、ということでもあるらしい。

 片言の日本語を話せるドライバーのAにHというラーメン屋(その頃、セブでまともなラーメン屋はHしかなかった)に昼飯を誘ったことがある。フィリピン人だから麺よりご飯だ。彼はカツ丼を所望した。美味しそうだと言って彼は目を輝かせていたものの、いざ食べ始めると、そこから彼の悪戦苦闘が始まった。彼には熱すぎて、口の中が大変なのだ。この国ではライスは冷めたものが出てくるが、日本食のレストランだからアツアツのご飯だ。こっちはラーメンを食べ終わっても、彼の丼は半分も減らない。待たせてはいけないと、彼は焦った。「ゆっくり食べなよ。」と言うと、ようやく彼も安心したようだ。

 日本食にも慣れているJ氏にこのことを話したら、「ワタシモ、ハジメテ ラーメンタベルトキハ、ドシテ コンナ アツイノタベマスカ? コワカッタデス」だった。総じてフィリピン人は猫舌らしい。

 さあ、寒い時期になり、とうとう数日前から唇にひび割れができた。フィリピンにいたときは、これに悩まされることはなかったが… gawk

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Comments

はじめまして
国内にいるフィリピン人だけが猫舌なのかなと思っていましたが、そうでもなかったのですね(苦笑
私はフィリピンには行ったことがないのですが、料理が生暖かったり、冷たいとは驚きましたw(゚o゚)w

Posted by: UTO | December 22, 2008 at 05:45 PM

UTOさん、こんにちは。
舌だけでなく、風呂も入れないようです。40度の浴槽だと、ちょっと足を入れただけで、熱いと言って飛び上がります。smile

Posted by: 富嶽庵 | December 23, 2008 at 12:45 PM

確かに熱い食べ物はあまり食べませんね。
やはり手で触れるレベルの熱さじゃないとだめなのかも。
うちの奥さんもたまに手で食べたがります。

Posted by: nori | December 24, 2008 at 06:40 PM

手で食べる専門のレストランもセブ市内に以前ありましたね。一度だけ行ったことがあります。

Posted by: 富嶽庵 | December 25, 2008 at 12:32 PM

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