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April 21, 2009

第328話 民族の坩堝

 ウズベキスタンは昔から様々な民族がやってきては支配し滅んだ。だから居る人たちの顔立ちも様々。ウズベク系の人が多いが、ロシア系も少なくないし、日本人とあまり外見が変わらないモンゴル系や朝鮮系も結構いる。それでもスターリンが宗教を取り締まった歴史背景からかイスラム色もさほど濃くないし、早朝にアザーンの声で起こされることもない。モスクの隣に仲良くロシア正教の教会が並んでいたりしている様は意外な光景だ。

 裕福さは見られないが、フィリピンの貧民街のようなエリアも見かけない。だからどこでも安心して歩きまわれる。午後路地裏を歩いていると、学校帰りの子供たちとすれ違う。興味があるのか、よく声をかけられる。そして写真を撮ってくれとせがまれるのはどこでも同じだ。Himg0048 Himg0047

 公園の近くで物乞いのおばさんに目をつけられてしまった。無視してもついてくるので千スム(70円位)ほど握らせたが、抱いている子供を指さして“もっとよこせ”と言う。周囲には“同業者”らしきものもチラホラいるし、ずらかるしかない。おばさんも執念で500mくらいはついてきた。ちょうど緑色の服を着た警官がいたあたりで、おばさんはようやく引き返した。やはりというか、どこの国にも負の部分はあるものだ。

 

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