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June 30, 2009

第338話 戦争博物館

 かなり前のことだが、ドゥマゲティの郊外にある“戦争博物館”をのぞいた事がある。ガイドブックにも載っていなかったし、たまたまチャーターしていたドライバーが空き時間に案内してくれた。

 ドゥマゲティ中心部から20分くらいだろうか。ぐんぐん高度を上げていくと斜面にへばり付くように小さな平屋の建物がある。漢字で標記されているから、これはどなたか日本人が書いた看板なのかもしれない。小さな建物には当時の兵隊さんたちの軍服やら、飯盒やら、ボロボロになりながらもきれいに保存されていた。

 これは考えさせられることである。当時の敗色濃厚な日本軍に対して米軍は地元民が居ようが居まいが徹底的な空爆を加えていたらしい。当然、地元のフィリピン人にも被害者が出る。当時そこに従軍していた日本の軍医はフィリピン人と日本人の区別無く治療をしていたそうだ。その行為に対して地元の人たちの気持ちとして、その博物館があるそうだが、維持費とかはどうなっているのだろう。

 なだらかな丘陵地形が多いセブに比べて、ネグロスは標高の高い山があって、景色に変化がある。風景に関して言えば、私好みの島だ。

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June 20, 2009

第337話 親日国に冷たい日本

 先般、イエメンのサアダ州でボランティア活動の外国人9名が誘拐された、とのニュースがあり、数名は遺体で発見され、あとの数名も絶望視されているとの記事を見かけた。サアダ州は危険な地域と認識されていたから、私もさすがに近寄らなかったが、ボランティアの人達までが…。

 サヌアの市街地でも最近は外国人誘拐事件があるそうだ。間一髪と言うか、私が訪問した昨年はそんな話はなかった。迷路のような路地を歩いていると子供達が「ヤバニー?(日本人?)」と話しかけてくる。「そうだ」というと、「おーい、日本人だ!」とでも言っているのか、子供達がワーッと走って追いかけてくる。それくらい、日本人はポジティブに見られている。

 翻って、当の日本人はどうか。いくら謝ってもラチの空かない隣人に翻弄され、不本意な土下座外交が続いているだけでなく、彼らのご機嫌取りのテレビ報道。それに踊り○○サマ、とか言ってはしゃぎ廻っている人たち。或いは鹿鳴館時代よろしく、欧米だけに感心を寄せる人たち…。

 日本はしばらく経済的な面で尊敬を集めてきたが、もうそんな時代でもない。それなら、せっかく今日本に信頼を寄せている国にもっと我々が心を寄せても良さそうなものだ。今年の年初、ベトナムで日本語が達者な女性と話していたとき、彼女の言った「多くのベトナム人は英語より日本語の勉強をしています。」、この言葉に日本という国、そして日本人は全く応えていない。

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June 19, 2009

第336話 週刊誌

 前回フィリピンに行った際、彼らの一人から「最近マガジンは持ってこないのか?」と聞かれたことがある。雑誌と言っても男性だけが喜ぶ雑誌のことである。coldsweats01

 週刊ポストや週刊現代は数年前まで“袋とじ”と称してかなり大胆な写真を載せていた。そのような雑誌は本来持込み禁止であっても、荷物のチェックを受けたことなど皆無で、いつも当たり前のように数冊は持ち込んでいた。

 これらの雑誌に期待する写真が載っていることはY氏らはよ~く知っていた。袋に入れて「ハイ、みやげ」と言って手渡すと、彼はいつも中身も見ずにさっと引出しにしまいこんでいた。どういうルートで誰まで流れて回し読み(読めないから回し見か)されていたのか、わかったものではない。ということを、先般再認識させられたわけだ。

 なぜなら、当時、今回私に聞いてきた彼に直接週刊誌を渡したことがない。相当広範囲に回りまわった可能性もありそうだ。まあ、一応法律に触れるようでもあるし、ちょっとヤバかったのかな?ところで、最近は件の週刊誌も期待されるような写真の掲載もなくなってしまったから、彼らにやっても今では、期待外れ、ということになる。

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June 08, 2009

第335話 ヤモリ(2)

 昨日窓の外側に細長く黒ずんだ物体がへばりついているのを発見。手足の形状から見るとまたもやヤモリだ。中から窓を叩くと、チョロチョロ動き出す。そうこうしているうちに安田記念のファンファーレが聞こえてきたのでテレビに釘付けになっているうちにヤモリのことはすっかり忘れていた。

 ところが、である。今朝になって窓を見ると同じ場所にまたへばりついている。ひょっとしたら…。今室内で“飼っている”と思われる1匹は体長はせいぜい4センチくらいで小さい。窓の外にへばりついている1匹は尻尾まで入れると10センチくらいある本格派。親が子供を探しにきた??

 このでかいやつを室内に招き入れる気にはならないし、かといって親子?なら分断させたまま、というのもちょっと可哀そう。子ヤモリの今の居場所が分かればつまんできて外に出してやろうかとも思うのだが、どこにいるのか分からないし。親やもり?が毎日わが子のの救出のために窓にへばりついているのならちょっと気の毒。gawk

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