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July 30, 2009

第342話 皆既日食にも価値観の違いが

 先日の日食、半ば自由業の身なので、テレビで中継を見ていた。生憎の曇天で、関東ではされらしきものすら見ることは叶わなかったが、テレビでは硫黄島の見事な皆既日食を中継していた。M_d34eb22b1f86425db3acd619efe7aee21

 テレビも数か月前から地デジになっていたので、かなり奇麗な画像で楽しめた。さて、その画像をデジカメに収め、フィリピンの友人にも送った。フィリピンでは半分くらいの部分日食だったらしいが、あまり関心はなかったようだ。と言うより、積極的に見るものではなかったらしい。彼曰く「言い伝えで、太陽が欠けるのは良くないことだ。特に妊婦には絶対に見せてはいけない。」そうだ。実は彼の奥さんは妊婦。ということは歓迎されざる写真を送ってしまった、ということだ。勿論、日本人がそんな言い伝えを知らないことは彼も承知のことなので、文句を言う訳でもなかったが、件の写真は即座にデリートされたに違いない。

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July 22, 2009

第341話 試用期間

 ある程度の規模の会社なら、社員を採用する際には試用期間がある。一定期間の働きぶりを見て本採用するかどうか判断するものだが、多くの場合は形式的で特に節目はなく、気がつかないうちに後から本採用の辞令がきて、それと分かることが多いだろう。

 しかし、欧米の企業はしっかりここで判断し、基準以下だと判断されれば、容赦なくジ・エンドとなる。フィリピンはどうか。ここがまた一言では言えない世界がある。マネージャ以上の上級職の場合は給与も高く経営者も直接働きぶりを見ることになるので、欧米流になる。すると試される側も必死に働く。「なかなかやるじゃないか」となり、めでたく本採用となる。が、ここからだ。途端に働きの悪くなる者がいるのだ。それまでは他の者が帰るまで頑張っていた彼が定時になると姿を消すようになる。こうなってしまっても後の祭りだ。一度本採用にしてしまうと、もう簡単にはクビには出来ない。

 下々の場合はどうか。顕著な役割を期待されている訳ではないので、職場の仲間とうまくやっていけるかどうかで決まってしまう。例え仕事ぶりに問題があっても上手く溶け込んでしまえば仲間が庇い、社員にしてしまう。こうして不良社員が潜り込む。

 痺れを切らしてクビにしようものなら、労働者に有利な判決が出やすい裁判を延々とやるハメになる。フィリピンで人を使うのはなかなか容易なことではない。gawk

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July 14, 2009

第340話 カンコン

 昨日、特に理由があって行った訳ではないが、東京湾アクアラインを通った。“定価”の往復6,000円では使う気もしないが、2,000円なら、という程度の動機だ。多くを語る気はないが、南房総にはちょっと想い出があり、久しぶりに訪ねてみたいと思ったことも重なった。

 ぐるりとひとまわりして、今ではどこにでもある道の駅に立ち寄った。こういう所に寄れば、大体買うものはいつも決まっている。地元のおばちゃんの漬物からひとつを選ぶ。ここまではいつもと同じ。今回は地元産「アシタバ」を一束買った。「アシタバ」は八丈島の特産と思っていたが、今まで食したことがない。

 おばちゃんが「炒めると美味しいよ」と言っていたので、ごま油で炒めてみた。ちょっと茎の部分がほろ苦いが、食べてみて!!。食感がカンコンとそっくりだ。茎は噛むと少しヌメリがある。苦味が抜けるかどうか、明日は少し水に晒してみるつもり。油揚げと一緒に炒めるとよさそうだ。delicious

 ところで、件のアクアライン。空いていると10分程度で横断できる距離だ。片道3000円はやはり高すぎ。海ホタルも安っぽいレジャーランドみたいで感動ゼロ。写真を撮る気にもならなかった。

 

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July 04, 2009

第339話 嗅覚障害

 数年前から、嗅覚に問題があることは感じていたが、最近いよいよ匂いを感じなくなってきた。味覚はあっても臭いが殆んどない。カレーくらい強烈なら分かるが、ごま油の香ばしい香りは全く感じない。逆にどんな汚い公園のトイレでも悪臭を感じない。

 慢性のアレルギー性鼻炎を抱えているから、薄々原因の想定もできるが、臭いの障害はどうしても日常生活に支障があるわけでもないので、まあ今まで放っておいた。

 数日前、意を決して耳鼻科へ。蓄膿と言われたら面倒なことになる。結果、通院治療となったが、完治には長い時間がかかると言われた。それでも点鼻薬が相当効いているようで、昨日あたりから今まで感じたことの無い臭いが…。良い香りにしろ、いやな臭気にしろ、自分の周囲はこんな臭いで囲まれていたとは…。

 ところが良いことばかりでもない。食べ物だ。香りも楽しめるはずだったが、刺身を食べれば生臭く、脂っこいものはむせ返る臭いがする。思えばここ暫く、食べ物の好き嫌いがなくなり、何でも食べられるようになったのは嗅覚障害のお陰だったのかも。

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