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December 02, 2009

第354話 クリスマスともなると

 クリスマスの時期になると、あちらこちらからインビテーションレターが届く。例えば、近隣の同好会のようなもの。日頃の付き合いは全くないのに、なぜだろう。これは明らかにドネーションが目的。まあ、行けば丁重に紹介されるだろうが、そうアチコチに付き合いの輪を拡げても収集がつかないことになる。

 問題は社内からのインビテーションだ。おひざ元の部門のものなら断ることはないが、他部門の、全く顔も名前も知らないグループからも招待状がバンバンやってくる。全社で3千人以上いて、製造ではライン単位でパーティをやるから、申し訳ないが、社内とは言えほとんど知らない人たちからの招待なのだ。

 フィリピンの人たちは不公平をことさら嫌がるから、どこかに出てしまうと、全部に出なければならないことになる。\もそうだ。どこかに寄付すれば、全てに寄付するハメになる。秘書のLに聞いてみた。「私を招待する目的はなんだろう?」彼女は「たぶん本当に来てほしい。だけどドネーションも多分欲しい。」

 結局、部門外のものはすべてスケジュールが取れないと言って断ったが、問題は寄付だ。招待のあったグループには500ペソくらい、とも思ったが、Lの「でも、どこかに寄付をすると、あちこちから寄付の依頼がくる」という言葉で思いとどまった。

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