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February 07, 2010

第359話 ユニフォーム

 会社勤めのOLが自宅から会社の制服を着て電車に乗って通勤する、という光景は我々には想像もできないが、セブではごく普通の光景だ。乗り物が電車でなく、ジプニーという違いはあるが。

 理由の一つには、会社に着替えのための充分なロッカールームがない、ということもある。でも、それだけでもないらしい。ユニフォームは製造現場と事務所では異なる。製造現場では女子の制服も所謂作業服で上着のシャツだけ支給され、下はほとんどがGパンだ。これに対して、事務所は所謂OL風の制服だ。

 「OL]の彼女たちは、制服のまま帰り道で同僚たちとアヤラやSMでショッピングを楽しんだり、ぶらぶら歩きを楽しむ。人数規模でいけば会社はセブでは大手の“大会社”だから、誰の目にもどこの会社の制服かは分かる。フィリピンの人達はそういったことには特に敏感だ。ところが、彼女たちにはそれが嬉しいようで、好んで制服を着て出歩く。

 長い歴史の中で階級格差を受け入れている国民性という面はあるが、彼女たちにとっても一流企業の制服を身につけていることは、プライドでありステータスでもあるようだ。

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Comments

そういえば
看護婦さんは白衣で通勤してますね

最初見たときは驚きましたが、慣れとは恐ろしいもので今ではなんとも思いません

Posted by: on | February 08, 2010 at 01:06 AM

Onさん、こんにちは。
なぜかカラオケの女の子たちは流石にあのコスチュームで通勤はしてませんね。

Posted by: 富嶽庵 | February 09, 2010 at 10:45 PM

本欄ではお久です。
カラオケの女の子を彼女の家から職場に送って行く途中、既に職場衣装を身にまとっていたにも関らずアヤラにつき合ってもらったことがありました。
僕たちが浮いていることに気づくのにそれほど時間はかかりませんでしたね。
また、そういう時に限って、僕の部下のローカル部長with his girlfriendと出くわしてしまうんですね(思い出すだけでも冷や汗が^^;)。
あのコスチュームを着た女の子と一緒に外に出るのはその時限りとしました。

Posted by: G♂ | February 28, 2010 at 07:20 AM

G♂さん、久しぶりです。所業はどうせバレていると分かっていても、現場を押さえられるのは焦りますね。
それにしてもあのコスチュームの女の子と堂々と白昼歩ける人はソウザラにはいないでしょう。

Posted by: 富嶽庵 | March 09, 2010 at 02:51 PM

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