« July 2010 | Main | September 2010 »

August 28, 2010

第387話 塩・胡椒

 「いい加減にして欲しい」と、誰もが毎日呟いているに違いない。何のことかって?この暑さですよ。フィリピンだってこんなに暑くない。だいたいセブ辺りでは判で押したように毎日朝は25℃、昼は32~33℃と決まっている。それが、朝7時には29℃正午には34~35℃では具合も悪くなる。

 4~5日前から夏風邪をすっかりこじらせてしまい、体温も37℃を超えたまま下がらない。食べ物が美味しく感じられなくなった。何を食べてもフィリピン航空の機内食のレベルにしか感じられないのだ。

 ところでこのフィリピン航空の機内食、最近は塩、胡椒がついてない。いつも不味いながらも鳥はビールのつまみにして、残りのライスはバターライスにして塩、胡椒を振っていたのだが、その“調味料”がなくなってしまった。只でさえ満足感の乏しいメシが…。

 これからはフィリピン航空に乗る際は、これ見よがしに納豆でも持ち込んでメシに乗っけて食うとするか。

| | Comments (9) | TrackBack (0)

August 18, 2010

第386話 PR434の遅延(2)

 定刻より7時間以上遅れてようやく離陸。もうなるようにしかなるまい。21時頃に成田に着陸するようなら完全にアウト。電車でその日に帰宅することはできない。その場合は言われたとおりフィリピン航空のオフィスに出向くことにしよう。

 機内では多くの時間を読書に費やすことが多いが、これだけ散々待たされたお陰で、もっていた本は全て読んでしまった。前日の新聞も2つ読んだらやることもなく、ウトウトしていると、やがて着陸態勢のアナウンス。(うーん、いやに早いな)と思って時刻を見ると20時前だ。

 だいたい普段は帰り便で飛行時間が4時間半くらいだから、今日はそれより30分以上は短いことになる。飛行機は通常は経済速度に従って運航しているそうだが、今日は全速力で飛んできた、ということだろうか。ひょっとしたら、乗客の多くからタクシー代やホテル代を請求されたらかなわん、という理由で多少燃料代がかかってもと、そうしたのかもしれない。

 概ね20時ちょっと過ぎに着陸し、この時間では帰国の手続きもスムーズ。荷物もスンナリ出てきてたので、京成の特急にも乗れそうだ。まあ、タクシー代の請求はよしとするか。

 

| | Comments (1) | TrackBack (0)

August 16, 2010

第386話 PR434遅延

 フィリピンで飛行機の遅延は日常茶飯事で珍しくも何ともないが、いざ自分がその目に会えば、相応のストレスは味わうものだ。このときの帰国便もそうだった。

 だいたい出発予定時刻の30分くらい前にはアナウンスで促されるが、この日は定刻が過ぎても音沙汰なし。次第に待合室に苛立ちの空気が流れ始めたころにようやく「機体の整備のため出発は10時半頃になる」と告げられる。周囲では「え~~」という気だるい反応。ところが、やがて「出発時刻は9時半に変わりました。」と告げられると今度は安堵の雰囲気に。(ほう、フィリピンでも予定時刻より物事が前倒しで進むこともあるのか)

 さて、その9時半は当たり前のように過ぎ去るが特に沙汰はない。周辺は再び落ち着きのない空気が流れ、立ったり座ったりする人が多くなる。そのうち、クッキーのようなスナックが持ち込まれたので、(こりゃ更に遅れるな…)。10時半過ぎの三度目のアナウンスは乗客を大いに失望させた。「機体の整備にはなお時間を要します。これから皆様をウォーターフロントに案内しますので、昼食をとってください。」今度は予定出発時刻も言わなくなった。腹が立っても従うしかない状況。誰もがなすがままにアリの行進よろしくついてゆく。

 ウォーターフロントでは、急に言われたものだから、準備が追い付かず、全員の座るテーブルが用意されるまで30分は待たされた。バイキングのランチだが、そんな大人数、今度は料理が追い付かない。皆が皿を抱えたまま長蛇の列となる。12時過ぎには大体の人は食べ終わっていたが、フィリピン航空からは何のお知らせもないので、乗客は用がなくてもここにいるしかないが、ここではどうなるのか様子もわからない。テーブルで親しく話をした数人の方々と再び通用路を通って空港の待合室に戻った。我々のほかには乗客はいなかったが、職員はいたので状況を尋ねてみた。

 「別の機体をマニラから持ってくるので、2時頃の出発になります。」もうこの頃には何を聞いてもそうはなるまいと半信半疑だったから、「もし、3時半過ぎの出発だと、成田についてから電車で家に帰れない。その場合のタクシー代はフィリピン航空によって支払われるのですか?」と聞くと、彼女は電話で誰かに確認している。彼女は「あなただけの問題ですか?」と言うので、「これは多くの乗客の問題に違いないでしょう。このことをあなた方は考慮に入れるべきですよ。」と言って近くのベンチに座っていると、誰かと話したあと彼女が来て、「もし遅くに到着して、あなたに問題があれば成田のPALのオフィスに行ってください。すでにあなたの名前と搭乗券のナンバーは連絡してあります。」と。ほほう、言ってはみるものなんだ。しかし、その旨のアナウンスは全員に向かってはついに触れることはなく、3時過ぎにようやく機内の座席に案内されたのだった。

 

 

| | Comments (10) | TrackBack (0)

August 02, 2010

第385話 帰りのボート

 さて、再びオルモックへ。船の時間にはまだ余裕があるが、まずはチケット売り場へ。スーパーキャットは少々高いので、往きと同じくWeesamShippingだ。船は少々くたびれているが、所要時間はさほど変わらない。

 売り場で来た時のチケットを持っているか尋ねられた。ポケットの中からクシャクシャの紙切れがいくつか出てきたが、その半券はその中のひとつだった。往復割引が適用されると窓口の小母ちゃんから告げられた。へ~、何だか得した気分。

 さて、まだ3時間近くあるので、A氏とW氏そしてその息子氏とで近くのオープンカフェのようなところでピザをつまみながらビールを飲んでいた。すると私の後ろで日本語の会話が聞こえる。小便に立ったふりをしてチラッと見ると、まあよく見かける小旅行のようだ。見るからにMEPZの駐在員2人とその彼女と思しき女性2人。日本からの観光客とは“匂い”が違うのですぐわかる。ここまで来れば、という安心感もあるのだろうが、何もここまで来て会社の話もなかろう。特に聞き耳を立てずとも、どこの社員か分ってしまうものだ。

 さて、ウィーサム(寒)シッピングのボートはホントにガラガラ。さっきの日本人はスーパーキャットだろうから見当たらなかった。乗客の数と乗組員の数、いいとこ勝負だ。最も冷房の風の当たらなそうな席に座った。読もうとして持ってきた「海辺のカフカ」も全部読んでしまったし、手持無沙汰なので、帰国してからやることなどを思い出しながらメモに書きつけていると、うしろから鼾が聞こえる。それとなく後ろを見やると、なんとクルーのお兄ちゃんが気持ちよさそうに寝ている。いくら乗客が少ないと言ってもねえ…。

| | Comments (6) | TrackBack (1)

« July 2010 | Main | September 2010 »