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December 23, 2010

第392話 虫歯

 歯医者に行くことに抵抗がある人は案外多い。あのキーンという削る音、時々神経を刺激してのけぞる感覚。有難いことに、もうかれこれ30年近く自分も歯医者とは無縁だったが、ついに足を運ぶことになった。

 数か月前から、歯ごたえのあるものを噛むと奥歯の辺りに鈍い痛みを感じるようになり、原因は歯茎かな?と薬用の少々高いペーストを使ってみたりしたが一向に改善されず、近所の歯科医に赴いた。

「う~ん、歯茎の色は悪くないし、知覚過敏かな?念のためレントゲンを撮ってみましょう。」 で、結果は、

「奥歯の隠れたところに何箇所か虫歯がありますね~。あまり大きくはないですが、複数あります。こいつらをやっつけることになりますね~。」 で、早速治療モードに。

「少し深いところを削るかもしれないので、麻酔を打ちますね。」 えー、麻酔を打たれるなんて…そんなつもりで来たんじゃなかったのに…歯茎には魚の骨が当たっただけでも痛いのに…。

でもって、歯茎に注射を打たれることになった。1か所打たれて、やれやれ終わりかと思いきやまた別の所にブスッ。結局5か所ほど打たれたが、お陰で体はすっかり硬直してしまった。しかも、麻酔を打ったはずなのに、削るときは滲みる。何箇所もこれでもかというくらい削りまくるので、これじゃ歯が無くなっちまうじゃないか、と思った頃にやっと終わった。舌で触ってみても相当掘られたことがわかる。

 そして昨日ナントカとナントカの合金という金属を埋め込んで、やっと作業は終わった。

「金属は熱伝導がいいから、歯が慣れてくるまでは冷たいものが触れると滲みるかもしれませんが、まあそのうち感じなくなりますよ。」

 でもって、その言葉どおり、ビールを飲むときは少しずつ用心しながら飲む、という情けない飲みっぷりになってしまった。人生の楽しみの半分くらいを奪われた感じ。bearing

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