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June 27, 2011

第419話 ちっぽけな空港

 ルアンパバンの空港は一応は“国際空港”である。が、まずタクシーで行くことができない。というか、この町にはそもそもタクシーがない。あるのはトゥクトゥクだけだから、それ以外の交通手段で空港にアクセスすることは出来ない。

 しかも、そのトゥクトゥクも空港エリアの中には入ることができず、空港敷地のフェンスの外で降ろされ、そこからは炎天下のなかを徒歩で建物まで歩く。しかも、その建物がまた気の毒なくらい貧弱だ。イミグレものんびりしたもので、同僚同士でおしゃべりしながらだから、だらだらと時間もかかる。

 とまあ、ここまでは、時間が止まったような国なんだから、それも良しかな。さて、搭乗手続きが済めば、あとは待合室で待つだけなんだけど、何か飲み物が欲しい。グルッと見渡しても売店の類はないし、当然自販機があるような国でもない。

 ゲストハウスを出るときに、生温いペットボトルの水は捨ててきてしまったし(空港で冷たいのを買えばいいや、と)、むしろそのために小銭のkipをわざわざとっておいたというのに。近くに座っていた日本人に「どこかで飲み物売ってませんでしたか?」と尋ねても、彼も「いや~、ボクもさっきから探しているんですけど、ありませんよね~。この建物クーラーもあまり効かないし、暑くて喉カラカラですよ。」

 しかも小さなプロペラ機も冷房があるのかないのか分らないくらい蒸し暑く、やっと貰えたコーラはまさに地獄に仏。普段コーラは飲まない自分だが、一気に飲み干してしまった。でもどうして売店を置かないのだろう。利用者は旅行の外国人ばかりだし、少々高くてもそこそこ売れると思うんだけどな。

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Comments

彼らにはそもそも売れるとか儲かるとかの発想が無いのかもしれませんね・・・、というより常にそういう面から物事を見てしまうのが日本人的発想なのでしょうか?

Posted by: 旧エゾシカ | June 27, 2011 at 04:21 PM

そう言えば、道端でモノを売っていたおばちゃん、横になって寝ている光景も見ました。それでも取り敢えず食っていけるのだから、いい国なのでしょう。

Posted by: 富嶽庵 | June 27, 2011 at 10:40 PM

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