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November 21, 2011

第434話 10年ぶりのTOEIC

 久しぶりにTOEICを受けてみた。10年ぶりだった。会場は見たところ大学生っぽいのが多かった。というより、ほとんどが大学生のように見えた。その中で自分は場違いな高齢者の部類に入っていたはずだ。

 連続2時間。シンドかった。トシとともに集中力にも自信がなくなってきていたし、何しろTOEICは知識量もさることながら、瞬間に聞き分け、見分け、判断しなければ、とても最後の問題まで行きつかない。早い奴はどんどんペラペラとページを捲っていく。静かな教室でこの“ペラッ”という音はなかなかのプレッシャーになる。周囲の大学生よりは自分の捲るスピードの方が少し早い。ちょっとは余裕の気分になってしまう。

 10年前は最後まで出来ずに最後の20問近くは当てずっぽうのマークだった。今日はそれが10問以内だった。英語で会話する機会はめっきり無くなっているが、外国人数人とは頻繁にメールを交わしているので、読み書きのレベルは何とか維持できていたように思えた。

 きょう結果が判明。10年前の690点よりいくらか上がって745点だった。上を見ればキリがないが、まあこの辺りで納得するとしよう。

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November 07, 2011

第433話 とうとう見た!

 山登りは中学生の頃からだから、もう40年ほどになる。山ではいろいろ見たし経験もした。ブロッケンは3回見たし、吹雪の八ヶ岳で突風に飛ばされたり、雪渓のトラバースで雪を踏み抜いてしまったり、丹沢の沢で滑り落ちてしまったり…。

 それでも、だけは一度も遭遇したことがなかった。それが、今日ついに出会った。

山梨県東部の権現山。林道が奥まで通っているのでマイカー登山なら比較的楽チンな山だ。早朝自宅を出て昼過ぎに帰ってくる、といういつものパターンで出かけた。

 山頂で暫く山々の秋色を楽しんだ後、鼻歌交じりで来た道を下る。クルマを停めてある和見の峠まであと100mくらいというところで、左前方の下の斜面で何やらガサガサと。音からしてあまり大きくない動物だろう。猿かな?いずれにしてもこういうときは、ちょっとドキッとするものだ。立ち止まって音の方向に目をやると、6~7m先に体長60センチくらいの真っ黒い奴がこっちを見ている。ずんぐりむっくりしていて足は短い。小グマのようだが、近くに母グマがいたら怖いことになる。自分の進行方向に立ち塞がっている訳ではないが、急な動きで脅かしてもいけない。

 いつもザックには鈴をつけているが、静止していれば音は出ないので、山ではいつも首からホイッスルをぶら下げている。大きな音を急に出せば驚いてしまうだろう。最初は小さな音から、少しずつ音量を上げて吹いた。やがて奴は急に向きを変えて斜面を斜め下に走り出した。驚いたことに途中で1頭が合流し、2頭が駆け下りていった。なんと、クマはもう1頭いたことになる。 

 今頃、住宅地にまで現れるくらいだから珍しくも何ともないが、やはり目の前に突然現れるとなると…。山での体験がまたひとつ増えました。

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