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November 07, 2011

第433話 とうとう見た!

 山登りは中学生の頃からだから、もう40年ほどになる。山ではいろいろ見たし経験もした。ブロッケンは3回見たし、吹雪の八ヶ岳で突風に飛ばされたり、雪渓のトラバースで雪を踏み抜いてしまったり、丹沢の沢で滑り落ちてしまったり…。

 それでも、だけは一度も遭遇したことがなかった。それが、今日ついに出会った。

山梨県東部の権現山。林道が奥まで通っているのでマイカー登山なら比較的楽チンな山だ。早朝自宅を出て昼過ぎに帰ってくる、といういつものパターンで出かけた。

 山頂で暫く山々の秋色を楽しんだ後、鼻歌交じりで来た道を下る。クルマを停めてある和見の峠まであと100mくらいというところで、左前方の下の斜面で何やらガサガサと。音からしてあまり大きくない動物だろう。猿かな?いずれにしてもこういうときは、ちょっとドキッとするものだ。立ち止まって音の方向に目をやると、6~7m先に体長60センチくらいの真っ黒い奴がこっちを見ている。ずんぐりむっくりしていて足は短い。小グマのようだが、近くに母グマがいたら怖いことになる。自分の進行方向に立ち塞がっている訳ではないが、急な動きで脅かしてもいけない。

 いつもザックには鈴をつけているが、静止していれば音は出ないので、山ではいつも首からホイッスルをぶら下げている。大きな音を急に出せば驚いてしまうだろう。最初は小さな音から、少しずつ音量を上げて吹いた。やがて奴は急に向きを変えて斜面を斜め下に走り出した。驚いたことに途中で1頭が合流し、2頭が駆け下りていった。なんと、クマはもう1頭いたことになる。 

 今頃、住宅地にまで現れるくらいだから珍しくも何ともないが、やはり目の前に突然現れるとなると…。山での体験がまたひとつ増えました。

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Comments

本州の山ですから、ツキノワグマでしょうね。
北海道はヒグマですので、遭うことはない!っと思わないと登れないですね。まぁ~もし遭ってしまったら、ここで会ったが百年目、つ~ことで諦めるしかない訳ですが。

Posted by: 旧エゾシカ | November 07, 2011 at 06:36 PM

いやー、ドッキリしました。子グマがいるということは普通は母グマがどこかにいたはず。彼女と会わなかったのは運が良かった、です。

Posted by: 富嶽庵 | November 07, 2011 at 11:06 PM

It is in point of fact a great and useful piece of information. I am glad that you shared this helpful information with us. Please keep us informed like this. Thanks for sharing.

Posted by: built in dishwashers reviews | December 18, 2013 at 01:15 AM

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