第434話 10年ぶりのTOEIC
久しぶりにTOEICを受けてみた。10年ぶりだった。会場は見たところ大学生っぽいのが多かった。というより、ほとんどが大学生のように見えた。その中で自分は場違いな高齢者の部類に入っていたはずだ。
連続2時間。シンドかった。トシとともに集中力にも自信がなくなってきていたし、何しろTOEICは知識量もさることながら、瞬間に聞き分け、見分け、判断しなければ、とても最後の問題まで行きつかない。早い奴はどんどんペラペラとページを捲っていく。静かな教室でこの“ペラッ”という音はなかなかのプレッシャーになる。周囲の大学生よりは自分の捲るスピードの方が少し早い。ちょっとは余裕の気分になってしまう。
10年前は最後まで出来ずに最後の20問近くは当てずっぽうのマークだった。今日はそれが10問以内だった。英語で会話する機会はめっきり無くなっているが、外国人数人とは頻繁にメールを交わしているので、読み書きのレベルは何とか維持できていたように思えた。
きょう結果が判明。10年前の690点よりいくらか上がって745点だった。上を見ればキリがないが、まあこの辺りで納得するとしよう。
Comments