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March 26, 2012

第450話 オニイサン、カッコイイ

 ちょっと値段は高いが、他に手頃なのがないので、近くのレストランで缶ビールを飲みながら昼食。ここには大きな溜池があって開放的なので、少しブラブラ歩きするのに丁度いい。

 歩いているとどこからか5~6歳くらいの女の子たちが寄ってくる。土産物を入れた籠を肩から下げているこの物売りたちはここではあちらこちらで見かける。売り物は大体どの子も同じで、絵葉書、ブレスレット、ストラップなど、小さなものだが、驚くのは多くの子がカタコトの日本語を喋って近づいてくることだ。カンボジアのこんな田舎で誰に習うのだろう。「ハガキ、10マイ、イチドル」「ヤスイヨ、カッテ~」「オニイサン、ドコ?トキョオ?オサカ?」など、知っている限りの日本語を投げかけてくる。日本人はこういうのに弱い、ということを充分に心得ているようである。ボロボロに擦り切れた服の小さな女の子にすっかり感情移入してしまったM氏は1ドルほど渡していた。Photo

 「オニイサン、カッコイイ」。声をかけてきたのは10才くらいの女の子。こんな言葉を教えたのは日本人だろう。M氏もふざけて「オニイサン、アイシテル」を女の子に盛んに仕込んでいた。それにしても言葉の感性はフィリピン人同様に良いようだ。このフレーズを彼女はすぐ覚え、少し後ろから歩いてきた男性グループ(多分日本人)に投げかけた。どっと笑いが聞こえてきた。M氏は「すげぇ、もう覚えて喋ってるよ」。ちょっと悪い悪戯かも。

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