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December 23, 2012

第476話 ベチャ

 ジョグジャカルタでは、流しのタクシーは少ない。市街地はそれほど広範囲ではないが、すべて徒歩、というのはちょっとキツイ。何しろ暑い、というのもある。

 歩いていると、乗らないか?と、いたるところから声をかけられる。ベチャという自転車の後ろに客席のついた“自転車タクシー”だ。当然、値段は取りあえずは吹っかけてくる。だいたい1kmくらいの距離で50円なら良心的なようだ。

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 メインストリートはかなり多くの人でごった返している。特に道路の両脇は屋台風の商店や食堂で占領されていて、サッサと歩くのは困難だ。まあ、こっちも日常的な光景をのんびり見ながら歩くつもりだ。

 どうも気になっていたのだが、天ぷらのような、さつま揚げのような、屋台で揚げてるシロモノ、買ってみた。ひとつ1,000ルピアだから、9円くらいだ。まあ、多少脂っこいのは覚悟のうえだが、そんなに悪くない。2つ食べたら、それだけでその日は昼飯になってしまった。

 中心地からゲストハウスまでは3km以上ある。さて帰りのベチャ、いくらで交渉するかな。人の良さそうな爺さんを見つけたので、いくらで行くか尋ねた。爺さんは20000という。冗談じゃない、と手を振ってその場を離れようとすると、15000でどうだ、と値下げしてきた。10000なら乗る、と言うとよほどお茶を引いていたらしく、渋々OKとなった。

 いざ乗ってみると、途中にちょっとした上り坂もあって、気の毒なくらい爺さんは必至でペダルを回している。90円で乗せろと言った自分は悪いやっちゃ、と反省気分にさせられる。2千ほど足して12000ルピア渡した。そうでもしないと後味が何ともよろしくない。爺さん、悪かったね。

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December 18, 2012

第475話 ボルブドゥール(2)

 ボルブドゥールの遺跡はかなり広大で、謎も多い。そもそも、いつどのような人たちの手で作られたのか、わからないことが多いらしい。

 丹念に全体を見て回ろうとすると2時間では回りきれない。早朝の厳かな雰囲気を味わう、ということもあって、駐車場は6時過ぎにはツアー客でごった返している。

 地元のインドネシアの人たちもたくさん来ている。仏教寺院をイスラム教徒である地元の人がピクニックで大勢訪れている、このような光景は政教一致のアラビア周辺国では見られないことだ。

 実は、この遺跡で私は大勢の若い女の子たちから信じられないくらいモテたのである(嘘ではない!)。

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 指折り勘定したわけではないが、少なくとも50人以上の女性(多くは見たところ10代後半の女性)から、ツーショットで一緒に写真に写って欲しい、と頼まれたのだ。最初に「日本人ですか?」と聞いてから頼まれた訳だから、個人の魅力でアプローチされたのではないことは充分理解したが、まるで芸能人にでもなったような気分。

 一昔前はインドネシアの対日感情には多少微妙なものもあったようだが、今はかなり良好なようだ。若い娘にモテたい、と思うなら、ここはおススメスポットのようだ。

 しかし、街中ではそのようなことは全くもってなく、なぜ観光地だけ?

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December 17, 2012

第475話 ボルブドゥール 

 ボルブドゥールとプランバナンの1日ツアー。約4千円は高いと思ったが、そのうち約3千円は入場料。まあ、致し方ない。

 ゲストハウスは5時前に出発だから、結構ツライ。ドライバーは一般道をもの凄いスピードで疾走する。後部座席にいたから計器盤は見てないが、120kmくらいは出てたと思う。隣の座席にいたアメリカ人もかなり足が突っ張っていた。早起きした分、クルマの中で寝ようと思っていたが、居眠りどころか、約1時間半、生きた心地がしなかった。

 どうにかボルブドゥールの駐車場にクルマはついたようだ。社内では誰もが安堵の表情を浮かべていた。

 入場するにあたり、管理棟でバティックと呼ばれる布を腰に巻かれる。宗教的なことかららしく、これは敬意を表するいでたち、という慣わしのようである。

 入場料が随分高いので、「この布はお土産ですか?」と尋ねたら、係員の女性は呆れた表情で首を横に振った。(土産には良さげな布なんだけどなあ)

 クルマで一緒にいた地元のスラバヤから来たという若者二人と話しながら遺跡に向かって歩いた。朝もやの遺跡が日が高くなるにつれ、少しずつベールを脱ぐ。かなり広大な構造物らしい。Photo

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December 12, 2012

第474話 ジョグジャカルタ

 ジョグジャの空港に着いたときは猛烈なスコール。タラップを降りて到着ロビーの建物に着くころには、どの乗客もずぶ濡れ。傘をさして僅か1分足らずであるが。

 空港から市内までのクーポンタクシーはまあ良心的価格。ゲストハウスのあるプラウィロタマン地区まで7万ルピア(600円くらい)。

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 メトロゲストハウスはこの辺りでは老舗的存在のようで、タクシーの運転手も難なく目的地へ運んでくれた。

 明日のボルブドゥールとプランバナンの2つの遺跡を巡るツアーに申し込む。1日ツアーだが、約4千円と高い。しかし、そのうち入場料が計3千円とあっては、まあ、あながち高いわけでもなさそうだ。

 相変わらず空はピカピカ光っているし、荷物の整理と明日の準備をして、下着類の洗濯をしたら、シャワーを浴びて、近所にビールを飲みにいくとしよう。

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December 10, 2012

第473話 LCC

 いわゆるLCCには過去2~3回乗ったことがあるが、今回は今までと違って、チケットの予約をオンラインで自分でやったので、気分的にはLCCデビューのような気分だ。

 画面での予約は基本的な英語力があればそれほど難しくはない。ただ、ちょっと大変なのは、時間との戦いになる。それぞれのページは10分以内でインプットして次の画面に進まないと、最初のページにリセットされてしまう。それぞれのページには細かく注意事項などが記されていて、それらの英文を全部読んで納得しながらやろうとすると、時間的には結構厳しい。

 それでもどうにかジャカルタ→ジョグジャカルタ、ジョグジャカルタ→バンドンの座席は確保することができた。

Lionair


 搭乗手続きは通常の航空会社のものと変わらないが、よこされた搭乗券は情けないくらいペラペラのレシート風。それが搭乗するときに無造作にビリッと破かれる。

 久しぶりのプロペラ機で、機内の天井が低く、そのため持っていたボストンバッグが、どう押し込もうとしても上の棚に入らない。見かねたアテンダントさんが「預かります」と言って持って行った。

 このLion Airで良かったのはアテンダントさんが美人揃い!ジャカルタまでのマレーシア航空とは大違い。(ついでに言えばフィリピン航空とも段違い)

 さて、一番の目的地ジョグジャカルタ。明日の算段を考えるとしよう。

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December 03, 2012

第472話 ジャカルタの大気汚染

 中国や東南アジアに行けば、都市部ではとにかく空気が汚いというのは最早あたり前。マニラ、ホーチミン、ハノイ、バンコク…。ジャカルタも残念ながらそれらの都市に負けてはいない。呼吸器に問題を抱える身なので、その辺はかなり敏感に察知する。

 それでも来た以上はモトを取らねば、ということで朝食のあと、8時前には安宿を出る。町歩きの基本は徒歩である。バジャイ(オート3輪)の執拗な誘いもけっ飛ばし、ひたすら歩く。コタ地区からはバタビヤの歴史的な建物が並ぶ地区を通り、まずは跳ね橋に向かう。

 ジャカルタでは大通りの交差点でも信号機がとても少ない。よって、走り抜けるクルマやバイクの間を器用にすり抜けなければ、向こう側には渡れない。ざっと言って時速40kmで走る車の車間が25メートルあれば、人々は道路を渡る。気合をもって渡れば、車は止まってくれる。そういうものらしい。

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 ゴッホの絵に出てくるような跳ね橋は、汚い川(運河)の上に架かっていた。何だか風景にマッチしていない…。橋の周囲には乞食風の人たちも多いし。

 昼前にはチェックアウトして空港へ向かうから、漁港を見て戻るとしよう。

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