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February 03, 2013

第479話 バンドン-ジャカルタ 列車に投石?

 列車の旅は何がいいかと言えば、のんびりした気分に浸れること、日本の日常とは違う風景を楽しめること、だ。だから海外でも時間が許せば鉄道をわりと使う方である。

 バンドンからジャカルタまではアルゴ・グデ号という特急で約3時間、6万ルピア(約550円)。意外なことに(と言っては失礼だが)定刻で列車は走り出した。特急と言ってもスピードはやや遅い。保線状態が悪いらしくスピードを出せないのだそうだ。その代り止まる駅は少なく、ジャカルタ市街に入るまでに、1つか2つしか停車しなかった。Photo

 指定の席に座り、窓の上部にヒビがあるのを見つけた。何かが当たってできたヒビであることは見ただけで想像がつく。まさか銃撃された??いやいや、最近はジェマア・イスラミヤの活動なんて聞いたことがないし。

 この疑問は発車して30分くらいで答えが出た。子どもたちがワーワー言いながら、列車に向かって石を投げつけている。ちょうど自分が乗っていた客車にも1発が命中し、ボコッと音がした。窓に当たらなかったのは幸いだったが、こういう遊びはいただけない。

 飲み物や軽食を売るワゴンが来たので、コーヒーを頼んだ。インドネシアはコーヒーの産地として名高いが(トラジャコーヒー)、現地で飲むコーヒーはどこでもあまり美味しいとは言えない。ワゴンのお姐さんがちょっと美人だったので、声をかけたわけだが、コーヒーは、やっぱり、だった。

 ところで、このお姐さん、釣り銭用の千ルピアがなかったらしく(9千ルピアのコーヒーに1万ルピアを出した)、エプロンのポケットに盛んに手を突っ込んで探していたが、諦めて2千ルピア紙幣をよこしてきた。もし代金の不足分を彼女が自腹で埋めるのじゃ忍びない。第一、釣りがなければトボけるという東南アジアの“常識”からすれば、いじらしい。要らないよ、と手を振って2千ルピアは返した。

 定刻より15分くらい遅れてガンビル駅に到着。さて、コタ駅近くの安宿までどうやって行けばがいいかな…。

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