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February 12, 2014

第499話 悪徳ゲストハウス(バンディブル)

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 その名は、ミラン ゲストハウス。

 まあ、キチンと最初に確認しなかった自分の失敗でもあるわけだが、大凡こんなことである。

 カトマンズからポカラ行のバスに乗り、そこからヤギさんも乗ってくるような超オンボロバスで30分。バンディブルという町に着く。今夜の宿を探そうと歩き始めると、ちょうど目の前(バス停の真ん前)にあったゲストハウスの主が声をかけてきた。部屋は小汚いが4ドルと安かったので投宿することに。

 奴は茶でもどう?と聞いてきた。今まで泊まったところは、たまたま茶は無料だったので、ここでもそうだろうと思い、じゃあ、ということで飲んだ。その後も時どき同じように聞いてくるので同じように飲んでいた。

 さて、2泊して支払いをしようと明細を見たら、まずは合計金額を見てビックリ。そして詳細を見ると茶の分がしっかり請求されている(8杯分)。しかも茶の代金を見てぶったまげた。レストランでせいぜい30~60ルピーのところが200ルピーになっている。確かに馬鹿でかいグラスで普通の倍くらいは量はあったが、これはやられた! と思った。

「茶は確かに飲んだが、金額は異常だ」

「ここは山の上だから、下の町より値段が高い。それに量も倍以上だから、全然高くない」

 そう言って一歩も引かない。かなりムカついたが、事後にモメて、外国人がいい結果になることはない。まあ、確認せずに飲んでしまった自分の勉強代だと思い、代金を支払った。

 このオヤジ、悪さは筋金入りだ。ポカラ行のバスに乗ると言ったら、ドゥムレの町にオレも用事があると言って、付いて来た。そしてポカラ行のワゴン車があるからそれに乗れ、と言う。値段を聞いても「大丈夫、安いから」としか言わない。もうこんな奴、誰が信用するものか。どうせピンハネ分も料金に加算されるに決まっている。

 近くで盛んに「ポカラ! ポカラ!」と叫んでいるバスがあったので、奴を無視して、そちらに向かった。それでも奴はついて来る。そして頼んでもいないのに、車掌に何だかんだ喋っている。300という数字が車掌の口から聞こえたので、300ルピーか? と私は車掌に聞いた。車掌はそうだ、と言う。奴を無視して300ルピーを車掌に渡し、さっさとバスに乗り込んだ。

 座って、何気なく外を見たら、奴が車掌から紙幣を受け取っている。俺が客を紹介したんだから手数料をよこせ、とでも言っていたのだろう。

 恐るべし。 ミランゲストハウス。

 

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Posted by: toms wine red canvas women shoes | March 10, 2014 at 08:09 AM

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