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April 30, 2014

第508話 牛肉麺

 クアラルンプールは、マラッカのようなノンビリした町ではなく、それなりに近代化された大都会である。ペトロナスのツインタワーのように観光客を集める近代的高層ビルもあるが、私には興味の対象外。

 そうなると市街地には見処というものはそれほどなく、せいぜいチャイナタウンが雑然とした“らしさ”を見せてくれる程度だ。チャイナタウンに来れば、どうしても食いもの屋に目がいく。その中で傑出して病みつきになった味が牛肉麺だ。麗豊といって、店名をつけるのもおこがましいくらい薄汚い食堂だが、いつも満員。少しでも潔癖症の人なら座るのをためらうだろう。

Photo  ゴロンとでかい牛肉の塊は、かなり煮込んでいるようでかなり旨い。コロコロ入っているフィッシュボール。東南アジアでは、タイでもベトナムでもフィッシュボールに外れはないのだが、ここの魚のすり身も美味しい。そしてスープ。薬草を何種類もブレンドしているらしいが、まさに後を引く味。すっかり病みつきになって3日間連続で通ってしまった。

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April 19, 2014

第507話 マラッカ(2)

 アジアの都市はどこでもそうだが、マラッカは人種の坩堝だ。マレー系の人がいるのは当然として、次に中国人。これはかなり多い。中国人は世界中のどこに行っても、自分たちの文化を押し通す。だから店の看板も中国語だし、彼らが話す言語も明らかに中国語。そしてあちらこちらに中国式の寺院が。

 次にここではインド人。彼らも自分たちのアイデンティティを失わずに、同胞たちで固まっている。昼間はそう目立たないけど、夜になると、やはりヒンズー寺院にどっと集まるので、なんだ、こんなに大勢インド人がここにはいるのか、とビックリさせられる。

 マラッカは、まずポルトガル、そしてオランダ、英国に支配されたそうだ。そんな話をゲストハウスのオヤジと話していたら、彼は「あっ、そうそう、日本もね」と付け足した。「2年くらいだけだけど、でも日本はそんなに悪くなかったらしいよ」とも。

 数年前まで、海賊たちが跋扈していた海峡も今は穏やか。それぞれの人種、宗教、文化が入り混じっていながら、取りあえず平和。ここはまさにアジアだな。

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April 14, 2014

第507話 マラッカ

 1カ月間のネパール滞在は、冬の寒さからの逃避行であったはずなのだが、暖房のないカトマンズやナガルコットは、まったくその目的をまっとうしてくれなかった。

 実は、ネパールに行く直前には1週間ほどマレーシアにも居たのだが、こちらはホント暑かった。まあ-10℃のところでうずくまって暮らしているよりは有難い。マレーシアに滞在した理由は、今回の旅はエアアジアを使ったから、という単純な要因からである。

 KLのLCCターミナルは、もともとの空港からはかなり離れているが、簡素ながらも、まあちゃんとした空港である。(それでもベンチとかが少ないので、多くの人は地べたに座っている)

 羽田を深夜飛び立った便は朝早くLCCTに到着する。ここからは各方面への中長距離バスがたくさん出ていて、まあまあ便利といえる。今回はそのなかのマラッカ行に乗った。1日に5~6便はあるようだ。マラッカまで3時間、約700円。

 道路状況もよく、13時前くらいにはマラッカのバスターミナル着。ここのバスターミナルはマラッカ郊外に新しくできたもので、思っていた以上に広い。だから市街地に行く路線バス乗り場を探すのに苦労する。まあ、初めての人ならば、2回くらいは誰かに尋ねることになるだろう。そして、乗ったら乗ったで、降りるところも大よその見当をつけて降りることになる。海外に出れば、日本のように親切に停留所のアナウンスなどない。

Photo  だいたいの見当をつけて降りたら、ほぼドンピシャリ。すぐ近くに予定していたゲストハウスがすぐに見つかった。やれやれ、昨夜の便ではほとんど寝られなかったから、少しゴロンとするか。

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April 07, 2014

第506話 ネパール滞在費用

 ネパールは何と言っても滞在コストが安い。そのぶん、電気がないとか、冷暖房がないとか、空気が汚れているとか、そのあたりの我慢は必要であるが。

 ざっと言って1日2千円からちょっと贅沢して3千円。もちろんパックツアーで行く人は相対的に高いところで寝て、メシを喰うのでその金額ではムリなワケで、あくまでもバックパッカーの出費額の話である。

 2千円から3千円というのは、当然宿賃込である。細かく言うと、ゲストハウスで千円。1泊千円出せば、電気が通っている時間帯なら湯のシャワーが出る。

Photo  ネパールの朝食は結構ボリウムがあるから、多くのバックパッカーは朝9時とか10時とかで、朝昼兼用のブレックファストとなる。これが100円から200円。おやつでジュース。ジューススタンドで100円でフレッシュジュースにありつける。そして売店で買ったポテチ。晩飯はあちこちにある薄暗い食堂で200円~300円でダルバートの定食。ビールが300円と、これが案外高いが、ネパールではビールにかなりの贅沢税を乗せている。

 いずれにしても、飲食費でせいぜい千円。つまり宿代を含めても概ね2千円というわけ。これじゃ、欧米人バックパッカーならずとも、みんな長期でウダウダ居るわけだ。

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