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June 15, 2014

第512話 トゥクトゥクにやられた・・・

 バンコク、ワット・ルアンの対岸にある干物市場から、オールドサイアムショッピングセンターに向かおうとしていたら、トゥクトゥクの溜まり場から声が飛んで来た。

「どこ行くんだい」

「オールドサイアム」

「OK,200バーツ」

 冗談じゃない、タクシーなら50バーツもしない距離だ。無視して歩きだしたら、おじさんが肩を叩いてきた。

「オールドサイアムだろ? 100バーツで行くよ」

 うーむ、まあ100ならいいだろう。で、乗ったわけ。 暑いバンコクでも、風を切って走ると何故か心地いい。 おじさんが、ある交差点を左折した。んっ、こんな近かったかな? 左折して100mくらい走ったところで、おじさんは言った。

「この先は、ワンウェイで入れないから、ここまでだ。この道を真っ直ぐ行って、突き当ったら右に行ってくれ、すぐ近くだ」

 おじさんは、ほとんど目と鼻の先だと言わんばかりのジェスチャーで方向を指さした。まあ、雑踏の電気街を通り抜けて行くのも良かろう。取り敢えず真面目そう(に見えた)なおじさんを信用することにした。

 ところが…、行けども行けどもそれらしい建物はなく、人に聞いたところ、オールドサイアムは、そこからまだ1kmくらい先だった。

 一気に頭が沸騰したが、もうあのオヤジは涼しい顔で、今ごろはタバコでも吹かしているに違いない。 やられた……。

 散々歩かされたおかげで、チャイナタウンのTKシーフードで煽ったビールが美味かったのは、怪我の功名と言うべきか。

Tk

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June 04, 2014

第511話 アユタヤ(2)

 アユタヤは一応、歴史遺産の町である。近隣諸国との軋轢の中で、随分と破壊されてしまった形跡はあるものの、一応は歴史的な匂いを留めている。

 旧市街は川の大きな中洲のようなところにあって、アユタヤの駅からトゥクトゥクで移動する(200円~300円)。バンコクと違って、何しろ交通量は少ないし、その割には道路は広く、よく整備されている。初めて訪れた旅人は、まずそのゆったりとしたピースフルな空気に安堵を覚えるはずだ。

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 点在する遺跡もいい。何より、発展途上国(タイはもう違うか)にありがちな、しつこいモノ売りもないし、ツーリストの数だって、バンコクに比べれば、はるかに少ない。

 大きな町ではないから、朝早くから自転車で回れば、ほぼ1日で回れる。しかし、この町は、だら~っとノンビリするだけでもよい町である。

 3泊ほど滞在し、バンコクへ戻る列車は、時間的に手頃な特急がなく、いわゆる普通列車で帰ったが、所要時間の差は、特急とはほとんど差がなかった。運賃は1時間50分ほどで50円程度。

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June 01, 2014

第511話 アユタヤ

 ネパールの帰りがけにバンコクに寄ったのは2月末だったが、もう既に暑かった。2年前にバンコクを訪れたのは1月で、その頃は涼しかったのが、1カ月ちょっとで、随分と違うものだ。

 今回は、アユタヤで少しノンビリしようというのがコンセプトだ。

 ファラムポーンの始発駅を昼過ぎに出る切符を買ったが、窓口の混雑もなく、難なく特急に乗ることができた。

 が、問題は車内である。座席指定の特急なのに冷房がなーい! 扇風機はあるが、動いてなーい! そうなると窓から入ってくる風なのだが、市内を走る最初の30分くらいはホントにノロノロ運行で、風が入ってこなーい!

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 まともに特急らしく走るようになったのは、旧空港の辺りからだ。アユタヤまで80km。1時間40分ほどで、ようやく到着。特急とはいえ、65バーツ(200円)じゃ、こんなものか。因みに特急車内の客は半分以上が欧米のバックパッカーのようだ。

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