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December 21, 2015

第551話 トレンチーン

 ブラチスラヴァから日帰りの遠足で、中世の街並みが残るトレンチーンまで行くことに。

 昼間の時間が短いので、朝は日の出とともに駅に向かった。ブラチスラヴァはその国の首都の中央駅とは思えない貧弱なもので、日本の人口10万人程度の地方駅よりみすぼらしい。

 欧州でも、このあたりの駅では英語は不可ということになるが、駅で切符を買うまではどうということない。駅名と人数を告げればよいのだから。 しかし、「どこ行きの列車に乗ったらよいのですか?」と尋ねたら、手で追っ払われた。 そしてインフォメーションの窓口に行けと、彼女は指さした。

 ところがまだ時間が早いのか、その窓口は閉まっているし、当分の間、開く気配が無い。 で、掲示板を眺めていたが、こうしていたってラチは開かない。 掲示板の中に「コシツェ行き」というのがあった。 方角的にはトレンチーンはそちら方面だ。 発車まであと数分。 「えーい、乗っちまえ」とホームに向かった。

 飛び乗ったところに車掌がいたので、切符を見せた。

「これはダメだ。この切符では乗れない。これはインターシティの列車だから駄目だ、だめ!」

 というわけで、追い出された。 どうやら、自分の持っていた切符は普通列車しか乗れないようだ(確かに安かったが……)。 追い出されたあと、10秒くらいで扉は閉まり、発車した。 追い出されたのは不幸中の幸いだった。 あのまま乗っていたら、検札で不正乗車扱いで高額なペナルティを取られていたかも。

 トレンチーンは良かった。まるで童話の世界の中世の街に来たみたい。

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