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March 22, 2016

第561話 えっ! 突然の時差の変更? (カンクン)

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「地球の歩き方」は、バックパッカーにとってはバイブルとまでは言わないが、ひとたび旅に出れば、無いと困るアイテムである。記載されている少なくとも「基本情報」は“一応は”誰もが信頼している。 のだが、

 メキシコのカンクンから古都カンペチェに向かおうとして、前日にADOのバスターミナルでチケットを買った。朝8:30発の次は11:20発になっていた。カンペチェまで7~8時間かかるので、夜着いてからの宿探しはやりたくないので、値段は約700ペソと高いが、8時半発、軽食付きのデラックスバスの切符を買った。

 さて当日の朝、8:00には私はバスターミナルの待合室にいた。乗客の様子を見ているとほとんどのバスが遅延もなく順調なようだ。ふむ、メキシコのバス、なかなかちゃんとしとるな。

 で、8時半。あれっ? 乗るはずのバスが来ていない。でもまあ、多少の遅れはあるだろう。ここは日本じゃないのだから。

 8:50分。さすがに気になるので、近くの係員に尋ねた。もちろんメキシコでは平均的な人には英語は通じないから、チケットを見せて身振り手振りである。

 そのオジサンは、しばらくチケットを見てから「そのバスなら、もう行っちゃったよ」と言っているようだ。冗談じゃないよ。8時半のバスに乗るために、ここに8時から来て待っているのだ。僕は自分の腕時計を見せながらそう訴えた。

「あれ? あんたの時計間違ってるよ」みたいなことを言って館内の掛け時計を指さした。

 え~?? 僕の時計が1時間遅れているって~?? そんな馬鹿な。ハバナからカンクンについたときに時刻を間違いなく“セントラルメキシコ”に合わせたはずだ。それが何故??

 とにかく押し問答しても行ってしまったバスは戻ってこない。オジサンは「切符売り場に行け」みたいなことを言っている。

 負けたときの高見盛のように僕はトボトボとチケットの窓口に向かった。

 どうやら、昨年2月からこのエリアだけ時差を1時間早めたということらしい。……。知らなかった。時差なんてそうちょくちょく変わる筈はない(サマータイムを除いて)のだが「地球の歩き方」最新版にだってそんな変更は書いてなかった。くそ~、バス賃がダブルでかかってしまった。おまけにカンペチェに着いてから、夜の宿探しになってしまったじゃないか。

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March 12, 2016

第560話 激安 伊勢海老

 トリニダーもキューバにある世界遺産だ。ちょっと独特な古い街並みはブラブラ歩きも退屈でなく、居心地も悪くない。

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 この街でのもう一つのお楽しみは、ロブスターである。外国人向けの吊り上げ価格でありながら、それでもビックリするほど安いのだ。

 レストランのオーナーが声をかけてきたので、「ロブスターはいくらだ?」と尋ねてみた。

「15cuc(約1700円)だ」と言うから手を振って「高い!」と言うと10になり、8になり、最後には6cucになった。 まる1匹でサラダとライス、それにマンゴジュース付きだと言う。 日本での値段を考えると15cucでも充分に安いが、ここはキューバだからね。

 いや~、何年ぶりだろう。伊勢海老なんて。誰かの結婚式で食べたのが最後じゃないか? それも一匹の半分だったはずだ。それが、このプリプリがまる一匹。6cuc、つまり700円! そりゃもうかぶりつきましたがな。トリニダーには2泊したが、2日続けて晩飯は伊勢海老。もう2度とこういうことはないだろう。

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March 09, 2016

第559話 つり銭のチョロマカシ(キューバ)

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ハバナではCUPと呼ばれる現地通貨を使うと、物価はかなり安い。そりゃそうでしょう。いくら基礎物資の配給があるとは言っても、キューバでは1カ月の平均収入が20ドルくらいしかないわけだから。

 で、街角でサンドウィッチやハンバーガーを買うと、だいたい5cup(20円)~10cup(40円)くらいである。

 ある店でサンドウィッチを買おうとした。価格表には10cup(40円)と書かれていた。 ウノ(1つ)と言いながら20cup札を出して指でも1つであることを伝えた。売り子の少年は頷いて、パンにハムやチーズを挟むという動作をしながら、突然、「1つだな?」というようなことを訊いて来て、1枚の札をヒラヒラさせた。つまり、このおカネで一つ買うんだよな? ということだった。 「そうだ」と頷いた。

 外国に行ったとき、よほど慣れるまでは、どの札もなかなか区別がつかないものだ。僕は少年がヒラヒラさせていた札が、10cupであることに気付かなかった。10cupも20cupもデザインがよく似ているのである。

 彼はサンドウィッチをよこしたが、つり銭の10cupをよこさない。 「釣りをよこせ」と言って、催促したが、少年は「あんたが出した札はこれだ。10cupだ。あんたも、そうだ、って認めただろう?」みたいなことを言って譲らない。

 やられた。一種のつり銭詐欺だ。受け取った20cup札を、少し時間を置いて10cup札にスリ替えて、「あんたが出したのはこれだよな」みたいに念を押す。 似ている紙幣だから、こっちは気付かない。 後の祭りである。

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March 04, 2016

第558話 女子高生たちが昼間から・・・・・・

 キューバの人たちは、ざっと言ってラテン系の人たちだから、まあある程度は大目に見よう。

 しかし、まず年齢である。高校生っぽい制服姿から、見たところ15歳くらい。そして昼間である。下校時刻なのか15時頃だ。そして彼女たちの化粧は大人並み。制服を着ていなければ20代の女性と全く変わらない。

 そんな制服姿の高校生と思しき男女が、昼間っから抱き合って、愛を囁き合って、チューをしている。人が見ていようが、まったくお構いなし。

 ハバナでは夜になると、小遣い(生活費?)稼ぎの女が、あちこちの街角に立っている。まさか、あの年の娘たちもその中にいるんだろうか。

 日本のオジサンとしてはケシカラン光景なのだが、そのうち日本人もこうなるんだろうな。

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March 01, 2016

第557話 キューバの物価、ちょっと高くね?

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 キューバは世界的に見れば最貧国の一つである。一人当たりの月収が20US$程度(食品の配給は別にある、とかだが)というから、少なくとも東南アジア諸国よりも遥かに低い水準だ。で、あるにも関わらず、外国人からはガッポリ取まくることが国の政策になっている。

 まず、外国人には現地人の通貨を使わせず、兌換通貨と言われる通貨の使用を強制している。そしてこの兌換通貨を使用させることで、国民向け価格と旅行者向け価格の2重価格が存在する。

 例えば、空港から市内中心部まで20kmくらいあるのだが、地元民のオンボロバスなら1cup(=約5円)、ところが外国人にはタクシーを使わせ、その値段は25cuc(=約3000円)と跳ね上がる。地元民が買う街角のテイクアウトなら20円~40円でハンバーガーを食べられるが、旅行者が入るレストランだとセットメニューで800円くらいになる。

 じゃあ、行かなきゃいいじゃないか。となるわけだが、この国の街の姿には、今では他の国では見られないものが確かにある。だから面白がって多くのツーリストがやってくるわけだが、1度見れば充分。この物価だとリーピーターは少ないんじゃないかな。

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