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April 24, 2016

第564話 グアテマラの ”残念な”バス

 メキシコ側はまだよかった。ブンブンぶっ飛ばす運転は別にして、バスもそう酷いものではなかった。が、川を渡ってグアテマラに入った途端……。

 外見もまるで廃車のスクラップ置き場から拾ってきたような体裁の車。「えっ? これに乗るの?」って誰もが思うだろう。でも他に無いのだから仕方がない。運転席もすごい。ケーブル類はもちろんすべて剥き出しだし、メーター類もそもそも無い。アクセルにつっかえ棒のようなものを差し込んであるのは何なんだ?? それが無いとツーって勝手に動きだしちゃうとか??

 道路も素晴らしい。普通なら国境に続く道、って言えば一応はメインルートだろう。それがどうだ。メキシコ国境から4時間くらい、旅行者をあざ笑うかのようなダートコースが続く。ようやく舗装道路になったと思ったら……。

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 やっぱ、そうなるのかよ~。オーバーヒートで止まってしまった。同乗していたカナダ人が車体のフロントについているエンブレムを見て、僕の肩をポンポン叩いて言った。

「おい、この車、トヨタらしいぞ。まあ、多分エンブレムはニセモノだろうがな。ワッハッハ!」

 肩身が狭いったりゃありゃしないよ。

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April 11, 2016

第563話 かなりいい加減なイミグレ(グアテマラ)

出入国の審査といえば、大概は手続きに厳格で、気難しそうで愛想のない表情の審査官。というのが相場だが、グアテマラはメキシコから入るときも、ベリーズに出るときも、そういうイメージを吹き飛ばしてくれる。

まず、せっかく書いた出入国のカードはろくすっぽ見もしないで、ポンポンと箱の中に放り込む(じゃあ、いったい何のために書くんだよ)。そして無駄話が多い。

「オー、ハポン! トッキョオ、オッサカ、オキナワ~。 ハウ アー ユー?」

イミグレの係官に求められて握手をしたのはここ以外では経験がない。

しかも、だ。出国の際には、出国税を取られるはずなのだが、たまたま忘れたのか、日本人だから免除してくれたのか、支払わずに出国できてしまった。

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 徒歩で、ベリーズの国境ゲートに向かったが、本当にこれでいいのか、何度か振り返ったが、誰にも咎められることもなく、そのまま国境も通過してしまった。

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April 05, 2016

第562話 マヤ遺跡は疲れる

 パレンケ、チチェニツア、ティカル…… ユカタン半島にはマヤの遺跡が集積しているので、ツーリストも多い。が、しかし、年寄りにはなかなか疲れる遺跡群である。

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アンコール遺跡などもそうなのだが、とにかくどれも歩く距離が長い。まあそれは仕方ないとしても、あの石段はどうにかならんものか。不当な言い掛かりではあるが。

一歩一歩の段差がまさに「よっこらしょ」なのである。それが高さで高いものは60mくらい登る。それがいくつもあるわけだから、終いにはまだ見るところがあっても「もういいよ」となってしまうワケである。しかも熱い熱帯雨林気候。汗だくの運動のおかげで夕方のビールが一段と美味くなるのは有難いが。

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