June 28, 2008

第286話 金利

 最近、付き合いのある証券会社を代えるかどうか思案中。大して有益な情報はないし、先日も女性営業担当者の浅はかな売り込みに閉口した。南アフリカ・ランドを盛んに勧めてくる。南アは確かに有望だし、長期的には持つ価値がある。が、「為替手数料はどれくらい?」と聞くと1ランド40銭という。40銭が米ドルなら大歓迎だが、ランドだと3%はある。往復で6~7%だ。提示されている金利は12%。これだけで飛びつくと、その半分は為替手数料で持っていかれる訳だから、カントリーリスクを考えれば全くつまらない。

 最近はそうでもないが、数年前まではフィリピンも金利はなかなかだった。確か8~9年位前は軒並み年利10%以上。ただ違うのは銀行によって金利に相当のバラツキがあったこと。当然、信用ある銀行は低い預金金利でも多くの預金を集める。一方、アブナイといわれる銀行の預金金利は高い。このあたりは母船軍団式の日本の銀行とは違うところだ。あの当時金利が低い(=信用度が高い)銀行はFEB(三井銀行系)で定期預金金利が12から13%くらい。そして何と金利が高い(=信用度が低い)のは政府系PNBだった。確か16%以上の金利が提示されていた。

 安定してこれくらいの金利が本当に得られるなら(そして銀行が破綻しないなら)金利だけで食っていかれるパラダイスなのだが。

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June 26, 2008

第285話 超音波歯ブラシ

 3年間のフィリピン滞在中、外見上変わったこと。まず白髪がドバッと増えた。そういう年になったからなのかもしれないが、ストレスは無関係ではなかろう。何しろ思った通りには動かない世界。最初の半年でめっきり痩せてしまったことも原因は同じだと思っている。もうひとつは、褒められた話ではないが、歯の周りが汚くなった。その頃タバコを吸っていたこともあるが、やはりローカルの安物歯ブラシとトゥースペーストが良くなかったのか。歯に一度ついた汚れや歯石は簡単には落ちない。歯医者に行くのは大嫌い。

 音波歯ブラシが良い、というのは漏れ伝え聞いていたが、何しろ値段が高く、Y田電器あたりでも1万円前後する。ずーっと1本100円の歯ブラシで済ませてきた者には後ずさりさせるに足りる高価なものだ。ところが先日ネットショップで2980円という激安物を発見。送料込みでも3500円程度だったので、すかさず購入。

Photo  早速使ってみたところ、まずは何しろこそばゆい。ウィーンと音はするが、本当に磨けているのか?で終わって鏡を見てビックリ。シャイン!取り敢えず輝きは確かに違う。歯石はすぐには取れないが、ヤニで黒ずんでいたところは少しずつ改善されてきているようだ。ちょうど2週間使ってみたが、効果はそれなりにあるようだ。安物だからいつ故障するか分からないが、今のところ満足感は○だ。

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May 23, 2008

第281話 日本からの軽車両

 過日、短期セブに滞在。半分は息抜きのつもりだが、4泊という短い滞在の中にタラタラと用事が不規則に入り込むため、あまり息抜きにはならなかった。まあ、年1回の短期滞在では人と会ったりの用事で時間が埋まってしまうのは仕方ない。

 それでも、1年行かないと、以前とは変わっているものが少なくなく、それはそれで新鮮に見えるものだ。まず、車の程度が良くなっている。これは最近は行くたびに感じることだ。特にピッアップ型の軽自動車や軽ワゴンが増えている。これらのうちの多くは日本からの輸入だ。フィリピンでは一部の車両を除いてクルマの輸入は禁止だから、輸出側の日本で3つか4つに車両をカットする。そしてそれぞれを部品として別々のコンテナで運び、フィリピン側で再び組み立てる。という面倒ではあるが、ちゃんと抜け道があって中古車が輸入されている。勿論、カスタムと仲良しにしていないと、うまくいかないだろう。

 Photo 昨年まではあまり見かけなかったが、今年は何ヶ所かで、軽トラック専門の販売ヤードを見かけた。シューマートの中でも展示販売されていた。12万ペソだそうだ。意外と安い。

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May 13, 2008

第279話 黄色い電柱

 昨年セブに行った時も、「何だろう?」と思ったが、今年も見てみるとやはり「何だろう?」と思ったのだが、地上から2メートルくらいの高さまで黄色く塗られたあの電柱は何なんだ??例の国際会議の頃かららしいが、何のため?

 地元のフィリピン人に尋ねてみても答えはマチマチで、「黄色は目立つからドライバーが電柱にぶつからない為さ」とか、町を美しく見せる為だよ」とか「さあ知らな~い」だったり。ドライバーにとって目立つためなら、夜間なら白の方が効果が高いし、美観について言えば、あのケバケバしい色、どこが美しいの?塗り方もぞんざいだし、そもそも曲がった電柱そのものが美観を損ねている。

 ロシアや満州辺りでは街路樹の下部1mあたりを消石灰が塗られている光景を見かけるが、これは害虫防除という目的がある。それに比べて黄色い電柱はどういうつもりなんだろう。まあ、どうでもいいことだが。

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May 04, 2008

第277話 やはりフィリピン航空は…

 短期駆け足でセブに行ってきたが、それにしても高い航空運賃。燃料サーチャージはちょっとおかしくないか。先々月にイエメンまで往復しても1万円ちょっとだったのに遥かに近いセブが1万5千円以上するというのはどういうことだろう。エミレイツだから石油も安い??

 機内食も相変わらずだ。先回乗ったエミレイツが豪華だっただけに非常に見劣る。今回乗った飛行機は恐らくエミレイツの中古機なのか、機内にアラビア文字が目についた。テレビが座席ごとに付いているのは良いとしても、突然画面が消えたりして何とも具合が悪い。隣のフィリピン人の年配の女性の画面はハナから映らず、アテンダントにクレームをつけていた。すると「あー、これは故障しています。」で終わり。まあ、フィリピンらしいといえばフィリピンらしい。

 挙句に帰りのマニラ便は大幅な遅れ。「機材の遅れにより出発時間○○分程度遅れます。」とは言うがその時間になってもボーディングも始まらない。成田に着いたのは予定より1時間半遅れだった。荷物が出てくるのも遅く、駆け足で電車に乗り込んだが、なんとやっと終電に間に合ったという有り様。もし、終電に間に合わなかった時はタクシー代やらホテル代は自前なのかな??飛行機から降りるときに聞いておくべきだった。

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March 02, 2008

第259話 花粉症

 とうとう始まった。いやな季節が。この道28年のベテランだが、症状に慣れると言うことはない。2月は比較的寒い日が多く、シーズンインは遅れ気味だったので、むしろ一気にドバッと飛び出すのではないかと思うと戦々恐々である。

 だからこの時期ほどフィリピンでの生活は快適だったと感じるときはない。それでは、セブではアレルギー性鼻炎に悩まされることは無かったのかというと、そんなことはない。程度は軽いものの、むしろ慢性的に鼻はグズグズしていた。原因は何だか分からない。素人の推測だが、空気の汚れではないかと思う。セブでもリゾートエリアは別にして、市内の空気は相当汚染されている。夕方会社の帰りにマクタンブリッジ辺りから市内を見ると、重そうな空気の層が市街地に垂れ込めているのがはっきり見える。マニラほどではないものの、セブ市内の空気はそうとう汚れている。喘息になったのもこれが原因ではないかと思うくらいだ。

 それでも、この時期だけは日本に居るよりはるかにマシだ。と言うわけで、今からちょっとだけだが、日本を脱出の予定。wink

 

 

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February 29, 2008

第258話 “よっこらしょ”

 昨日、近所の交差点で交通事故を目の前で見た。事故と言っても乗用車同士の小さな事故だ。そこは住宅地の中の交通量の少ない四つ角で、一時停止の線が引かれていても、止まらずに徐行程度で通過する車を結構見かける。互いに相手が避けるだろうと思ったのかもしれない。

 フィリピンでは、ビレッジやデパートの入口、加工区内の交差点では必ずと言って良いほど、見かける例のカマボコ型の盛り上がり。あれを正式になんて呼ぶのか知らないので、私はあのカマボコを“よっこらしょ”と名付けていた。特にマクタンの加工区内のそれはかなり段差もあって、どのドライバーもかなりゆっくり通過する。あれは強制的に減速させるのになかなか有効だ。

 国内では自動車のみならず、最近ではマナーの悪い自転車すらも交通事故の加害者になりつつある。いくら啓蒙したところで効き目など無いのだから、強制的にルールに従わせる細工も必要だ。cat

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December 27, 2007

第251話 グーグルアース

 グーグルアース。知ってはいたが、実は見たのは初めて。私が住んでいる処もはっきり見えるし、止めてある駐車場のクルマまで微かだが識別できる。これは凄い。

 さて、ぐるっと位置をフィリピンまで移動させてみる。エリアによって精度の高いところとそうでないところがあるのは何故だかは分からないが、フィリピンは都市部を中心に精度が高い。

Cebu_country_club  おー、見える見える。以前住んでいた家や働いていた会社。セブカンも各ホール毎にバッチリ見える。友人のイギリス人も彼の両親が住んでいるスペインの実家を見つけ感動している。

 年始はちょっとこれに嵌っていることだろう。

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December 14, 2007

第248話 皇居

 日本にあってフィリピンにないもの(まあ逆もあるが)。いくつかあるが、国の体制は全く異なる。君主の存在である。確かに象徴天皇ではあるが、外交儀礼上は元首として扱われ、外国からは日本は立憲君主国として看做されているそうだ。ここ数十年で多くの国が君主制から共和制に移行し、残り少なくなった立憲君主制というのも案外誇らしいモノなのかもしれない。

 が、そんな議論はどうでもよく、実は先日、皇居の一般参観というものに参加してみた。普段入れない門の中に入れる、というだけのことだが、いつも外から見ていて内部はどうなっているのだろう、と思っていたので、良い機会だ。

 が、しかし、大したことはなかった。さすがに御所の方まで入場できるわけも無く、敷地内の一部分を見せてくれた、という程度。皇宮警察という性質上やむを得ないが、小学生の遠足宜しく整列行進を求められ、窮屈この上ない。

 さらに気分を害するのは、無分別な外国人観光客(何故か少なくない人数で来ているのだ)。入るな、と言われてもどこでも入って写真を撮ろうとしたり、大声でぺちゃくちゃ。まあ、どこの国の人達かと言えば、ご想像の通りである。Himg0001 Himg0003

 一応、中に入らなければ撮れない写真であるが、正直言ってあまり行く価値はなかったかな。(左は宮内庁庁舎、右は富士見櫓)

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December 07, 2007

第247話 ブランドNew(2)

 前回の話の続きになるが、日本の商品の信頼性の高さは、最終のアセンブリメーカーの技術力も然ることながら、ひとうひとつの部品の完成度の高さが下支えしている。

 以前私がフィリピンで使っていた、フィリピン製のギャラン(7年物の中古を買った)は始めのうちは良かったが、やがてトラブルが目立ち始めた。オータネットが突然機能しなくなったときも慌てたが、ある時期から異常にエンジン音が高くなるようになってきた。知り合いの修理工場のオーナーに見てもらったら、音だけでなくボンネットも熱いと言う。後日クルマは引取ることにして、取り敢えず彼に任せた。

  数日後彼の作業場に行ってみると、すでにメンテナンスは終わっていた。スイッチを入れると、確かに音は格段に静かだ。

「ラジエターが錆びていたから、取り替えておいたよ。」と彼は胸を張って言った。ボンネットを開けると、確かに真新しいラジエターに付け替わっている。

「友達だから、特別価格だよ。」といって見せた彼のメモには書かれていた数字はPHP2,450。新品のラジエターに工賃、確かに安いが、そんなものなのかなあ。

 数日後、アルタビスタに向かう急坂を登り、クラブハウスの駐車場にクルマを止めたときのこと。ボンネットからかすかに白い煙が上がっている。シューという音も聞こえてくる。慌ててフードを開けるともの凄い熱い水蒸気だ。よく見ると1箇所にピンホールらしきものがあって、そこから噴出している。おいおい、新品じゃないのか~。

 帰りがけに彼に電話して、再び修理工場に持ち込むと、彼はさかんに「新品なのに信じられない。」といって首を竦めていたが、どうなのかな。恐らく交換したラジエターは中古品でリペイントしたものじゃないか。まあ、修理工場に持ち込むと、良いパーツは抜き取られて中古品と取り替えられてしまう、ということも聞いていたから、それが無かっただけでも良心的だったということになるのかな。

 

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December 03, 2007

第247話 ブランドNew

 フィリピンにいて、日本のモノを見ることは決して稀なことではないが、ものによっては結構感動してしまうものもある。

 “○×工務店”とか“○×鉄道”などと書かれたトラックやバスを見かけると、懐かしく思うとともに、そのまま使っているフィリピン人の大らかさもいい。それらの車両から「バックします」などとという日本語のアナウンスが聞こえたりすると、思わず笑ってしまう。島々を結ぶフェリーはフィリピンでは重要な移動手段だが、これらのボートも日本の中古船が多い。船内では“定員250名”などの日本語のプレートや注意事項が書かれた日本語の案内などもそのまま貼られていたりしている。

 日本で使われなくなったものが、海外では未だ現役で立派に活躍しているものは少なくないが、これは日本人のモノ作りに対する確固たる信頼だ。自動車でも日本からの輸入中古車(2年前から輸入は禁止されているが)を、彼らはbrand newと呼んでいた。日本国内ではスクラップ扱いの中古の自動車部品も輸出されている(バーゼル条約上、どうなのカナ)。

 今でも、日本のメーカーのデジカメやちょっとした電化製品は土産としても大変重宝される。壊れずにいつまでも使える、という我々にとっては当り前の信頼感も海外では大きな売り物だ。先人の努力に感謝せずには居られない。

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November 06, 2007

第244話 マル秘のレシピ

 暫く前に塩ラーメンを牛乳で茹でる記事を紹介させていただいたが、何と、日清から牛乳のシーフードヌードルが近々発売されるとか…。特にシーフードヌードル大好きのフィリピン人には大いに喜ばれるだろう。まさか、この記事からヒントを得たわけではないだろうが、自分の味覚にちょっと自信を持った次第だ。大体において、インスタントラーメンを水を使わずに牛乳で茹でると言うと、10人中10人から気持ち悪い、と言われたものだ。

 で、言うべきか、黙っていた方がいいのか、えーい、これも言ってしまえ。これは誰にも言ってはいないが、前述のものより気持ち悪がられるだろうこと請け合い。やはりセブにいた時に考え出したレシピなのだ。

 コメを水を使わずに牛乳で炊飯するのだ。さすがに牛乳を使ってコメを研いで、汁を捨てるのは勿体無くて気が引けるので、いつも研がずにやっていた。やることは、ただそれだけ。炊き上がったらバターをボコッと落とす。更にガーリックチョップを足したり、するめをちぎって入れたり、干し海老を入れたり、色々試したが、このあたりは好き嫌いも出てくる。おっと、塩は牛乳と一緒に炊く前に入れておくべし。

 コクがあるので、毎日だと飽きてしまうが、時々食べたくなること請け合いだ。

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October 05, 2007

第240話 スズメバチ

Himg0043 拙宅に知らないうちに巣を作られてしまった。蜂の巣なのは見れば分かるが、高いところにぶら下がっているので、種類は分からない。山仕事のHさんに見てもらったら、やはりスズメバチだという。さすがのHさんも「スズメバチじゃ俺でも手は出せない」そうだ。ただ、何もしなけりゃ、あっちも何もしないから、放っておいていいそうだ。冬には女王蜂は出て行って、働き蜂は死ぬからそのままにしておけば?と言う。

 スズメバチは主に東南アジアに多くが生息しているそうだが、フィリピンでは全く気にしたことが無い。蜂に寄り付かれるよりはまだヤモリの方がいい。たちの悪い住人に住み着かれた家主の心境だ。早く出て行って欲しい。

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September 17, 2007

第238話 万馬券?

 馬券のキーワードでTBがついていたので、以前見た光景を。

 銀座の場外馬券売り場の近く。怪しげなおじさんが数名のサクラとともにカモを待ち構えている。

 「さー、どのレースでもこれは使えるよ。これはね、法数と言って、何にでも当てはまる数字のサイクルなんだよ。どこのレースでもいいから聞いてくれ。」と坊主頭の怪しげなオヤジ。

「じゃあさ、昨日の浦和、これやってみてよ。」とハグレサラリーマン風の男。背広は着ているが、どう見ても堅気でなさそう。

「よーし、昨日の浦和だな。1R…あっだめだな。2R…ほら来た。3R…違うな。4R…これも違うな、5R…よーしまた来た! …………」こんな具合だ。

そこにとんでもない男が来た。彼はサクラじゃない。そのデータブックとやらを以前購入した人のようだ。かれは以前購入したデータと今そこで売られているデータを見比べた。

「あっ、僕が先週買ったのと、今ここにあるのとで中身が違う。」

そう、サクラが言ってきたレースだけが当たっている作られたデータなのだ。丸刈りのオヤジはギロッとその客をにらんだ。因みにそのデータブックは2万円で売られていた。

 馬券は自分の判断で買うから楽しい。本当に当たる極秘情報なら、他人に漏らさず自分で買うでしょ。そんな甘言を信じる方がどうかしている。

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September 08, 2007

第236話 馬券!

 おーい、横山~。その乗り方はないだろ~。ミスターシービーに乗ってんじゃないんだぞ~。向う流しで10馬身離れて最後方一人旅。今日の中山11Rのことだ。3角過ぎてもモニター画面にも映らない。諦めていたが、ゴール前突っ込んで3着。あ~あ、あと20メートル手前から追い出していれば…。久しぶりの万券が…。

 本国にいて競馬を趣味としている人達にとって、ある程度の情報を仕入れて馬券を買うことには然したる困難はない。海外に出ていても、今はインターネットで投票も出来るが、情報量はやはりペーパーの情報には勝てない。せいぜい重賞レースくらいしか様子が分からない。セブあたりでも競馬があれば行っただろうが、どうせフィリピンでは八百長レースになることは間違いないし。

 レースは審議となり、1着馬の斜行が審議されていた。こいつが飛んでくれれば、との願いむなしく、着順どおり確定した。

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August 12, 2007

第230話 マンゴージュース

 最近はマンゴー素材のものをよく見かける。ゼリーだのプリンだのある中で、やはりジュースはそのものを賞味するのに一番だ。以前、赤羽にあるアジアンレストランで飲んだことのあるジュースは美味しかったが、何故かドバイからの輸入品だった。あんな砂漠の国にもマンゴーってあったのか。

 今、銀座でアセアン40周年を記念して、展示会が催されているので、クソ暑い中を行って来た。入るとすぐにマンゴージュースの試飲に誘われた。暑い中歩いてきたこともあって、美味しかった~。各国、それぞれの民芸品やら特産品が展示されているが、インドネシアとフィリピンはやはりココナッツが前面に出ているコンセプトだ。

 1回には売店もある。ここでもいくつか気になったアイテムがあったが、さっきの試飲のジュースが忘れられず、1本購入。20077_004 2~3本買っても良かったが、荷物が重くなるので1本にした。帰りの電車に乗って気がついた。フィリピン産のドライココナッツを買いもらしてしまった。たったこれだけのことで、また行くべきかどうか…

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July 13, 2007

第224話 手造りジャム

 小屋の脇にに2本あるユスラウメは数年前から梅雨時になると盛大に赤い実をつけるようになった。今年も鈴なりに沢山の実がなった。山仕事の用事で来ていたHさんがPhoto_15

「○○さん、この実どうするの?このまま腐らせちゃうの?」

「何粒かは採って食べたりもするけど、特には…」

「勿体無いなあ、ジャムにすればこれ美味いんだよ~」 

 酸味が強いのを生かした方がいいから、砂糖は少ない方がよい、というHさんのアドバイスと色合いを良くするためにレモンの絞り汁も少々加えた。種を取るのがひたすら面倒だったが省けない作業だ。Photo_16

 取り敢えず造るだけならジャムはあっけないくらい簡単だ。目分量で造ったテキトーなジャムだが、はっきり言って市販のそこらのジャムよりは遥かに美味しい。ユスラウメの酸味はHさんが言うとおり、ジャムにピッタリなのだろう。ということはマンゴーなんかもジャムにしたらどうなるのかな?スーパーで売ってるマンゴーは今ひとつだから、やはりフィリピン、それもグアダルーペ辺りのマンゴーで造ってみたいものだ。

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June 12, 2007

第215話 塩ラーメン

 同じカテゴリーの食品でも味は国によってかなり異なる。インスタントラーメンは当地ではビーフの風味が強調されているものが多い。日清の出前小僧のイラストもどことなく違うし勿論味も違う。あのイラストを見て日本のものと同じ味覚を期待すると裏切られる。

 メイドが作る料理は食えないほど不味くはないが、食欲が湧くほどでもない。日曜は料理を作るメイドは休みだ。その場合は、大体外食することになるが、昼はインスタントラーメンを自分で作って済ますことも多かった。でも、それも飽きてくる。色々試した。

 麺を茹でた汁をこぼし、カラカラにする。スープを全部かけたら辛すぎるから、半分ほどまぶす。要は焼きそば状態にしてしまうのだ。暑いフィリピンではこれはなかなかいけるのだ。特にとんこつでは。

 もうひとつは牛乳ラーメン。水を使わずに牛乳でラーメンを煮込む。塩ラーメンはこの方が間違いなく美味い。インスタントラーメンにグッとコクが加わる。メイドの料理に満足していたら、そんな工夫は考えなかっただろう。必要は発明の母。

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June 07, 2007

第214話 南に行くほど甘くなる

 というのは醤油の世界のことだが、甘口醤油と言われる九州でも鹿児島の醤油は驚くほど甘口だ。が、慣れてみると、刺身などにはこの方が合うようだ。抵抗はあるだろうが、普通の辛口醤油も味の素を放り込むと、ぐっとまろやかになる。

 鹿児島の醤油の甘口は大賛成だが、さらに南に下ったフィリピンのマヨネーズ、ケチャップはついに馴染むことは出来なかった。何しろ甘さの度合いが桁違いで、それぞれが持っている風味や味わいが完全に消し去られている。カロリーも心配だ。

 それでもフィリピンでは来客には甘いものでもてなす感性があるようで、現地の会社を訪問すると、決まって甘~いコーヒーを飲まされる。クリープもドバッと入れてあり、色は最初から薄茶色。サービスしました、と言わんばかりに、最初から砂糖も混ぜられている。無理して飲むと半日は胃がもたれ、食欲が無くなる。

 スパゲティもちょっと。ナポリタンが甘いのは想定内だが、アルデンテはとっくに通り越して、テロテロになるまで茹でられていて、余程腹が減ってないとチャレンジできない。カルボナーラもお八つのケーキくらい甘い。味覚の違いを克服するには相当の努力(多分お互い様とは思うが)が必要だ。

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May 16, 2007

第208話 3番ホール

 セブカンでプレーすると、土日なら必ず詰まるホールがある。3番は距離は大したことないが、手前の池にハマってしまう人が多く(私も)、グリーンも奥行きが浅いので案外ワンオンしにくいからだろう。

 そうするとキャディだって暇だ。何を始めるか。プレーヤーにマッサージを押し売りしてひと稼ぎしようとする輩もいれば、例えば私のキャディだったLとA。彼らはおもむろに小さな木箱を開く。なんと、クモを飼っているのだ。そこで始まるのは闘鶏ならぬ闘クモ。何をもって勝ち負け判定しているのか知らないが、結構熱くなっていた。

 ところで、セブの観光地を紹介するテレビで一時期セブカンの紹介では私が出ていた。自分では気づかなかったが、同僚から「○○さん、テレビに出てるよ」と言われ、見たら本当だ。場面はこの3番ホール。ところが何と打ち損なって池に入れたときのものだ。これじゃ恥をさらけ出しているようなもの、どうせ使うならもうちょっといい場面を使って欲しいものだ。こんなの日本なら肖像権といい、名誉毀損といい、訴訟モノじゃないのか。

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May 15, 2007

第207話 場所が変われば

 普段はセブカンでプレーすることが多かったが、同じフィリピンでも場所が違えば流儀が違った。

 クラブフィリピノでは、恐らく彼らはメンバーなんだろうが、プレー中後ろから来て「俺達は2人だから先に行かせろ」なんて言ってきた連中がいたし、ダバオのラナンではもっとひどいのがいた。我々の前の組が突如姿を消し、我々についていたキャディもどこに行ったか辺りを探していたが見つからず、「OK. We will go.」と彼女。ところがプレーを終えてキャディフィを渡そうとしたら、泣いている彼女。どうやら抜かされた連中が文句をつけ、3日間のサスペンドを食らったらしい。どう見ても抜かされた彼らに非があるので、私がキャプテンに説明してやろうと言ったが、無駄だと言う。気の毒なので500ペソチップを渡した。

 一人のプレーヤーにキャディ一人、さらにはアンブレラガール一人までは当り前だが、パンプローナでは更にオマケがつく。プレーを始めてしばらくして気づいたのだが、常に我々の前方に人が何人かいる。しかも誰がどのプレーヤーを見るか分担も決まっているようだ。彼ら少年は“タマの行方確認係”兼“スコア付け係”。彼らには結局80ペソ渡した。ローカル色豊かでそれはそれで面白いものだ。

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May 14, 2007

第206話 まだ覚えていた

 先日久々に(2年ぶり)ホームコースで年会費支払いかたがたゴルフを楽しんだ。からだろうか、今朝夢の中でセブのゴルフ場が登場した。ので、セブのコースがそれぞれ1から18までどんなホールだったか思い出してみたところ、なんとセブカンとアルタビスタは全部覚えていた。

 ついでにフィリピンでプレーしたコースといえば、フィリピノ(アップダウンが多く狭くて長いホールが多かった)、エアベース(フェアウェーの真ん中にある電柱に何度タマを中てたことか)、メルセデス(確か13ホールくらいしかなかった)、バジャン(フェアウェーはヤギのウンチだらけ)。Img046 セブ以外だとマニラ近郊のセントエレナ(文句なしのいいコース!)、レイテのオルモック(雨季だったせいかコースがグジャグジャ)、ネグロスのパンプローナ(いいコースだけどほとんど客がいない)、ダバオのアポ(コースよりもアポ山の姿に感動)、ラナン(ちょっと狭い箱庭のようなコース)など、断片的だが、ビジュアル情報というのは、案外記憶の中に残っているものだ。

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May 02, 2007

第203話 アヤラとそっくり

 先日所用があって横浜に出た帰りに鴨居にある「ららぽーと横浜」に立ち寄ってみた。普段ショッピングで出歩くことなど皆無に等しいが、人々の動線や志向性を垣間見るのに案外役立つ。

 相当の集客力がありそうなことは駅からの人の流れで一目瞭然だ。鴨居の駅と言えば今から20年くらい前に降りたとき、鶴見川の向こうにM下通信がでーんと構えているくらいしか画像記憶がなかったが、随分と変わったようだ。駅を降りた人の流れは蟻の行列よろしくららぽーとに向かっている。

 さて、中に入ってみると、初めて来た人はどこに何があるのか、わざと分かりにくくしているのではないかと思うくらいややこしい。

 が、どこか見たような光景なのだ。そう、セブのアヤラと風情がよく似ているのだ。円形のイベントホールを中心にして、扇形というかセンターから放射状に配列された通路。ショッピングでなくウォッチングの人が休日の午後を楽しんでいるといったブラブラ歩き。027セブと違うのは、随所に案内表示板があるのと、トイレがきれい、と言う点か。都心のデパートも根強い人気があるのだろうが、若いファミリー世代にはこうした郊外のモール街は彼らの志向性を捉えているのだろう。

 

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February 20, 2007

第189話 腰痛

 私は古い人間だから、20歳代半ばまでは畳の上で布団を敷いて寝ていた。ベッドを使うようになったのは26歳のときからだ。もともと寝相が悪く、慣れないうちはよくベッドから落っこちた。掛け布団もしょっちゅう下にずり落ちて、おかげで風邪もひいた。

 さてフィリピンでは畳も敷布団もない。さて、ベッドのサイズ。これには驚く。住んでいた家の備え付けのベッドとはいえ、一人で寝るにはあんまりだ。何しろタテの長さよりもヨコの長さの方が長い。4回転くらい寝返りを打たないと向こうの端まで届かない。贅沢と言えば贅沢。朝になってもベッドの半分以上は未使用の状態。メイドもベッドメイキングはさぞかし楽だっただろう。一般にフィリピン人は体格も日本人より小ぶりなのだが。

 ロシアのウラジオの安ホテルでは軍隊の宿営かと思うほど小さなベッド。大男なロシア人はこんなベッドでどうやって寝るのか、と思うくらい小さかった。

 3日前から腰痛再発。寝床についてどうしたものか思案中。ベッドのせいか、年のせいか。

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February 13, 2007

第188話 花粉症

 とうとういやな時期がやってきた。鼻の方は最近ずっと鼻炎気味だったので、今までどおりだが、昨日あたりから目のかゆみも…

 花粉症歴28年の熟達者といえども画期的な回避策はない。25年位前に肩に皮下注射を週2回打つ、ということを半年くらいやったが、この皮下注射、打った後肩が上がらなくなるので、マージャンが出来なくなって困ったものだ。しかも頻繁に打つために、左右の肩とも注射を打つ場所がなくなったという悲惨な状況だった。結果は翌年は良かったがその次の年から再発。あの痛さは何だったのか。

 要は、日本にいなきゃいいんだ、というごく当り前のことに身をもって気づいたのはフィリピン赴任中の3年間だった。この時期50~60日は日本に居なくても良い、などという都合のいい仕事があればいいのだが。

 写真はフィリピンで買った安物のinhalerだ。鼻炎を治療するものではないが、鼻通りをすぐによくするのに便利なシロモノだ。

Img037

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February 10, 2007

第187話 蛍の光(Auld lang syne)

 私のところでは学習塾もやっているが、今日から私立高校の受験、月末には公立高校の受験が控えている。そろそろ彼らとは一旦お別れとなる。お別れ会なるものも催すので、今年は“蛍の光”を原語で歌ってみたいと思い、練習している。

 この歌はフィリピンでも帰国前の送別会で、彼らが自分のために歌ってくれたのを思い出す。日本で歌われている「さよーなら~」とは意味合いが少し違って、次の再会を願って歌うと言うのが元々のコンセプトだとか。余談だが、最近では例のお隣さんが「この歌はわが国が起源である」とまたまた騒いでいるそうで、困った人達だ。

 さて、練習してみると、メロディと歌詞の字数がうまく合わない箇所があってなかなか難しい…(4番まであるが、1番のみ抜粋)

Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot,
and auld lang syne ?

CHORUS

For auld lang syne, my dear,
for auld lang syne,
we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.

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February 03, 2007

第186話 飲んだ後は

 飲んだ後に麺類を食べたくなるのは何故だろう。しかも散々の飲み食いの後に食べたくなるのは、どちらかというとコッテリしたラーメン。

 ゴールデンシティはシュウマイのとても美味しいところで、ここはちょくちょく行った。アワビの旨煮なんかも600ペソくらいで結構な量があったから、何人かで行ったときは必ず注文した一品だ。初めてこの店に入ったときだ。メニュウを見ると、…ヌードル50ペソとか60ペソとか並んでいる。来来軒のスナックサイズのラーメンで110ペソだから、誰もが大した量じゃないと思ったのは当然のことだ。一人ずつ好みのヌードルを注文した。ウェイター君は本当にみんな一つづつでいいのか、と念を押した。その時の彼の表情にチラッと不安もよぎったが、酔っていたので「オフコース!」。

 果たして彼が、食えるもんなら食ってみろ、と言わんばかりにニヤニヤしながら運んできたのは、“洗面器”のヌードルだ。一人一個づつだ。ここからの我々の格闘ぶりはご想像の通りである。(それでもかなり旨かった)

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December 23, 2006

第180話 クリスマス“くじ”(2)

 期待もしていなかったが、例のクリスマスくじをスクラッチしてみた。Img025

 まあ、当り前の結果がでた。もし当たったら飛行機代かけて取りに行くのかとか、関税はどうするんだとか、あれこれ考えたが取り越し苦労に終わってしまった。そんな他力本願で1年を締めくくってはいけない。明日の有馬はヒモ厳選で勝負!距離で嫌われるダイワ、一発屋角井厩舎のデルタに期待。

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December 21, 2006

第180話 クリスマス“くじ”

 仕入代金の支払いでメトロバンク経由で送金をした。たいそうな金額ではないが、月曜日にインターネット経由で送金したら、メトロバンクへの国内送金料105円と海外送金料2000円、計2,105円が手数料である。通常は国内の銀行経由だと5,000円だからまあまあ安い。 Img024

 さて今日、メトロバンクからこのようなクジ引きのようなものが届いた。1等賞30型薄型テレビ、2等賞電子レンジ・・・となっているが、日本で言えば年賀状のお年玉くじのような賞品だ。それでも銀行がこのような気の利いたことをやるとは、日本の銀行にも見習って欲しいものだ。税金注入で生き返ったと思ったら、預金金利はさておいて政治献金とは、相当の面の皮の厚さだ。

 さて、まだスクラッチしていないが、当ったらフィリピンまで取りに行かなければならないのか?まあ、当たればの話だが。

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November 19, 2006

第173話 新蕎麦

 最近はセブあたりでも日本人の食に関して、バラエティある選択肢も増えてきているようだ。私が滞在していた数年間でもラーメンは確かに進化した。それでも蕎麦だけは変わることはなく、どこに行っても乾麺を茹でた蕎麦でしかなかった。まあ、原料のそば粉が気温や湿度にうるさいのだから、致し方ないことでもある。

 さて、日本では新蕎麦の季節。蕎麦粉が手に入ったので、早速打ってみることに・・・

とは言っても、素人の蕎麦打ち。うまくいくときもあれば、お釈迦のときも。Photo_6

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ニッパチだとなかなか難しいので3:7で打ちましたが、まあまあしっかりした蕎麦ができました。因みに馬券は外しました。

セブでもやがておいしい蕎麦が食べられるようになるのだろう。そのときが楽しみである。

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October 31, 2006

第166話 怪しげな輸入食品たち

 検疫でOUTになった食品のなかでフィリピンからの輸入品はどれくらいあるだろうか。結論から言うと、そう多くはない。分母が小さいということもあるだろう。ザックリ言ってワインなどアルコール類はヨーロッパからのもの、肉類は南北アメリカ、野菜は断然中国、魚介類も中国が圧倒的で、次にタイ、ベトナム、インドネシアといったあたりで、フィリピンも僅かではあるがなくはない。

 フルーツとしてのマンゴーは先般の報告の通りであるが、ドライマンゴーも2社のものが酸化防止剤:二酸化硫黄残留量で引っ掛かっていた。ドライマンゴーってどこのだろう?因みに酸化防止剤としてBHTは良く聞く名前だが、TBHQというのが厳しく制限されているそうだ。酢や醤油など、国内で見かけたこともないが、ソルビン酸が要因である。あとは気になったのはスナック菓子や麺類。多くは酸化防止剤が問題のようだ。エッグパイなどは保存料。魚介類で“腐敗”による、などはふざけるな!ということだ。

 こうしてみると、国内に輸入されて出回っている食品は、“狭き門”をくぐり抜けてきたエリート達と言えなくもない。

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October 30, 2006

第165話 超テキトーなマロングラッセ

 もう旬は過ぎてしまったが、3週間前に仕込んで瓶詰めにしておいたマロングラッセ(モドキ)を開封した。どんな味覚に仕上がっているか、たかがこれしきの物でも案外ドキドキするものだ。

 月イチ週末ステイの山小屋は山梨県の白州にある。たまにしか行かないから、夏なら草刈、今頃なら落ち葉の始末で時間はつぶれて終わってしまう。この辺りは自生している山栗の木が多く、毎年9月から10月にかけては傘をささないと危なくて散歩も出来ないくらいだ。それらを目当てのサル軍団の出没も多い。

 栗は蛾が開花期に花に卵を産みつける?らしく、実の中に小さな青虫がいることが少なくない。昨年は冷夏のせいか虫は少なかったが、今年は収穫した栗の半数には虫が入っていた。皮むきが下手くそなので、ポロポロになってしまったが、ロゼワインと蜂蜜という超シンプルな仕込みで冷蔵庫に入れておいた。Dsc00041

 フィリピンでは栗を売っているのを見たこともなく、やはり季節ごとの味覚の楽しさは日本ならではのものだ、と思いにふけり乍ら食していると、あっという間になくなってしまった。なくなる前に慌てて写真を撮った。

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October 21, 2006

第161話 革靴と運動靴

 手造りこだわり石鹸を扱っていながら矛盾していそうだが、フィリピンには手造りのものより工業製品の方が高いことがある。日本では考えられない話だが、多くの場合は輸入品である。人手を省いて機械に置き換え、コストを下げるのは日本では常識だが、フィリピンでは“人手で出来ることは出来るだけ人手でやる”ことが多い。そうしないと失業者が増えてしまうであろう、というお家事情もありそうだ。

 そのせいか、価格体系が日本とは逆転しているものがある。私はフィリピンを訪れると、カバンにスペースがあれば、よく革靴を買って帰る。品物がしっかりしていてとにかく安いからだ。反対に運動靴は輸入品なのかどうかわからないが、革靴より高いことが多い。セブにいた時、同じ時期に買ったのだが、運動靴1900ペソに対し革靴(しかも皮底)1200ペソ。運動靴はもはや擦り切れていて使えないが、革靴はまだしっかりと現役だ。

 フィリピンの手造り品は案外しっかりしているのだ。(但し、200ペソの革靴はやめよう。革が硬く、くるぶしの辺りが擦り切れて血を見ることになる)

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September 19, 2006

第149話 キャディ

 ここではメンバーはキャディを選べるが、一度自分についたキャディを代えるというのもなかなかできないことだ。それでも、指名してもらおうと、駐車場に車がつくと、ドッと彼らは群がってくる。キャディもキャディで、自分のボスに専属にしてもらうために一生懸命ガンバる。木陰で休んでいるとマッサージしてくれたり、帰るころにはゴルフクラブもピカピカだ。
 でもちょっと過剰なサービスも。彼らはスコアカードもつけるのだが、ちょっとサービスが行き過ぎになることが多い。私のキャディRも始めのうちはスコアを“サービス”していたので、そのサービスは要らないと言ったら、キチンとつけるようになった。そのような“サービス”を当り前としているメンバーが多いのだろう。
 ボールが林に飛び込んだときも、彼らの腕の見せ所だ。おかしい。林の中ではあるが、いつも前が開け、グリーンを狙えるところにボールがある。しかもティアップしたかのように高いところにタマが止まっているのもヘンだ。
「ボールはもっとあっちの方に飛んだはずだが。」
「あそこの木に当たってここまではねてきた。」
「・・・。余分なサービスなら、私は要らないよ。」
「でもそれじゃ、あいつに俺は負けるし・・・」
なんだ!彼らはどっちのプレーヤーが勝つか、賭けていたのか!

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September 17, 2006

第148話 セブ・カントリークラブ(2)

 セブカンといえば、あることで釈明を求められ、理事会に呼ばれたことが2度ほどあった。勿論自分自身はただのメンバーで理事会メンバーではない。そこでは日本人で理事の方も居られて、紹介していただいた。その当時、チェアマンはガルシア家のファミリーの方で、一通りの釈明のあとはフレンドリーに接してくれた。
 ここでは様々な立場でセブの経済を動かしている人達がいたようだ。多くの方から会社のことについて尋ねられた。MEPZの会社なので、名前だけは皆が知っている。
 しかし、そんな簡単には問屋が卸さなかった。寄付の要請である。ああ、やはりと